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さて、美和さんは東京生まれ。小さい頃はディズニー好きで、ミニーちゃんのDVDを観ながら踊っていたそうだ。年を経てもダンス熱は収まることはなく、大学在学中にコロラドに演劇留学をした。
一番手前が美和さん。
「植物の一生」というテーマのコンテンポラリーダンスで、これは冬が終わって春が芽吹くシーンらしい。
「留学時代は休みのたびに飛行機を乗り継いでニューヨークに行っていました。ミュージカルを観たり、ダンスレッスンを受けたりという日々でした」。
でも、アメリカ暮らしによって逆に日本語の美しさに気づいたという。英語、日本語、それぞれの好きな言葉を聞いてみた。
「英語は『Sweet dreams』。『いい夢を』みたいな意味で、なんか温かくて好きです。日本語は何だろう……。あ、『一生懸命』かな」。
美和さんはお祖母ちゃん思いのやさしい子でもある。
「今年の1月にお祖父ちゃんが亡くなって寂しそうだったから、スイス旅行に連れて行きました。『スイスの山が見たい』と言っていたので。以前は夫婦でよく登山をしていたんです」。
ゴルナーグラート鉄道に乗るふたり。
スイス最高峰のモンテローザや名峰マッターホルンを含むアルプスの絶景が楽しめる登山鉄道だ。
背後に標高4478mのマッターホルン。
「お祖母ちゃん、『マッターちゃんだ!』ってテンション上がってました(笑)」。
なお、美和さんが現在ハマっているのはNetflix鑑賞だという。
『斉木楠雄のΨ難』がお気に入り。
「これは頭を空っぽにして読めるギャグ漫画です。あとは、グロいのが苦手なくせに異常犯罪モノの海外ドラマもよく観ますね」。


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