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ーところで、最近お洒落なカプセルホテルが増えているのはなぜなんでしょう。
ところで、最近おしゃれなカプセルホテルが増えているのはなぜなんでしょう。
「an/other TOKYO」のエントランス部分。ピロティのようなスペースで洒落ている。
安藤 ひと昔前はカプセルホテルと言ったら、終電を逃したビジネスマンが泊まる、小汚くて、薄暗い場所ってイメージでしたよね。そこにスタイリッシュなカプセルホテルが登場したのは6~7年前です。
理由のひとつには、今までは安く泊まろうとする人は圧倒的に男性だったんですけど、女性が出張することも増えてきて、女性が泊まれるリーズナブルな宿泊施設の需要が増えてきたということ。デザインだけではなく、女性専用フロアを作ったり、安全性も確保したり、アメニティにこだわっているところも多いですね。
「an/other TOKYO」のアメニティの一部。
もうひとつはカプセルホテルに限らず、ホテル全体がそういう流れになってきているということ。昔はお客様のニーズも細分化されていなかったので、同じような部屋が並ぶ1000室規模のホテルをど~~んと作ればよかったんです。団体旅行や社員旅行、宴会場みたいなイメージです。
ところが価格であったり、カテゴリーであったり、変わったレストランで食べたい、機能的に寝たいなど、細分化されたお客様のニーズが増えてきた。そうなると、これまでのようなホテルでは個人のお客様に響かないんですね。
エースホテルなどが出てきた背景もそうですが、泊まるだけじゃない、プラスアルファを求めるお客様が世界的に増えてきているんです。
カリフォルニア、パームスプリングスにあるエースホテル&スイムクラブ。リノベーション系ホテルの先駆けといえる存在で、ここでしかできない体験が待っている。
カプセルホテルやビジネスホテルも差別化のため、いろいろなコンセプトを打ち出してきています。通常、このカテゴリーではあまり持たないのですが、弊社のan/other TOKYOでも、1階にカフェ、2階にホテルレセプションとレストランにすることで、宿泊者以外の方にも楽しんでいただけるような取り組みを行っています。
うちのan/otherでは、1階にカフェ、2階にホテルレセプションとレストランにすることで、宿泊者以外の方にもホテルを楽しんでいただけるようにしています。
客室も、カプセルタイプだけでなく、ホステルタイプの個室を併設するホテルも増えました。うちの個室にはバスタブがありませんが、その分普通のビジネスホテルよりも広く感じていただけるようになっています。
うちの個室にはバスタブがありませんが、その分普通のビジネスホテルよりも広く感じていただけるようになっています。


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