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【慎重になった派の意見】

「次への結婚のために、コツコツと貯めていくことを心がけました」(38歳男性・東京都)
「使える金は増えたが節約志向になった。結婚で使った無駄なお金を取り戻したいという気持ちから」(32歳男性・東京都)
「子供たちのために少しでも貯金しようと思いました」(36歳男性・兵庫県)
「離婚時には正社員の仕事に就いていなかったので、将来への不安から必死に貯金をするようになった。無駄遣いは減りました」(32歳女性・東京都)
「独身時代に戻った感じ。自分で稼いで、自分で消費していく。ただ、子供がいる分ちょっと厳しい」(38歳女性・広島県)
傾向として最も多かったのは、男女ともに「慎重になった」という意見。理由としては、子供や将来のためといったものが多い。過去の反省もあるだろうが、必要に迫られた結果という見方もできそうだ。
 

【変わらない派の意見】

「両親と同居することになり生活の面倒を見ることになったので、離婚前と同じ経済状況になったと思う。ただし、金銭管理についてはすべて自己負担になったため自由に使えるお金ができたと思う」(44歳男性・沖縄県)
「大きくは特にありません。夫婦生活をしているときの節約生活が普通になってしまっているため、以前の独身生活のときよりお金が貯まるようになりました」(38歳男性・福岡県)
「特に変化はないですが収入は減っているのに、今のほうが少し余裕ができました。相手が金遣いの荒い人でしたので」(46歳女性・大阪府)
「変わらない」派も、「貯蓄できるようになった」「自由度は増えた」など、キャッシュフローに余裕はできたケースが多かったようだ。
 

【積極的になった派の意見】

「パチンコに金を使うようになった」(35歳男性・鳥取県)
「服など新しいものを買うときは相手に見つからないかどうかなどいろいろ考えて躊躇したが、今は自由に買うことができる」(41歳女性・神奈川県)
「余分な出費が減って、その分子供たちや自分に使えるお金が増えた」(43歳女性・広島県)
もっとも少なかった「積極的になった」派は、配偶者というブレーキがなくなった結果、たがが外れて出費がかさむ人が多い印象だ。そのほか、経済的な重荷だった元パートナーの存在がなくなったことで、存分に使える人もいる模様。
 

離婚という経験を経て、経済的な視野が広がった?

ちなみにコメントを見渡すと、男性より女性のほうが、積極的に長文コメントを寄せてくれた。女性のほうがお金に対してより真摯に向き合っているとも言えるだろう。とはいえ、「積極的になった」というごく一部を除いて、男女問わずその大半が懐について気を遣っていることも見て取れた。
この先に誰かと結ばれたとしても、1人で生きて行くにしても、先立つものは必要になる。人生の一大事を経て、現実的に自分の人生や子供の将来を直視できるようになった結果といえそうだ。その意味では、離婚という経験で成長できたという見方もできるだろう。
 
吉々是良=取材・文 石井あかね=イラスト アイリサーチ=アンケート協力


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