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スタッフ人気BEST3を探せ!春のショップクルーズ
高橋さんが車を持ったのは、約12年前のこと。それまでバイクで通勤していたが、長男が生まれたのを機に購入したという。本当は四駆が欲しかったが「スライドドアの車がいいと妻が言うので」あれこれ悩んでミニバンのクライスラー・ボイジャーに。
そんなときにネットを調べていて、ディフェンダーが当時まだ新車で手に入ることを知った。「イメージはまさにキング・オブ・四駆。ヤンチャな泥まみれが似合いそう」。
さらにエリザベス女王が運転している動画も見つけたという。「アメ車が泥だらけって当たり前ですけど、ディフェンダーには優しさや気品も感じました」。そのギャップにヤラレて即決したという。
「デザインがずっと変わらないという潔さもいい」と高橋さん。「昔のデザインだけれど、今の時代にも合うと思います。そういうオーセンティックなものって格好いいし、汚れやサビも味わいになります。服は古着が好きなんですが、それと同じ感覚ですかね」。
高橋さんにとって、愛車選びは服選びと同じ。「本当に格好いい、好き、と思えるものを身につけたい」。他人に勧められて選ぶのではなく、身につけたいものを見つけるために自分で徹底的に探す。
家族がいるのにひとりでフェスに出かけたりと、まだまだ遊び盛りな高橋さん。もちろん家族との時間も大事にしている。年に4〜5回は一緒にキャンプへ出かけ、子供が小さいうちは近場にしていたが、「娘は今年5歳。ようやく体つきがしっかりしてきたから」と今季からのキャンプは今までより少し遠い、長野県の上高地まで足をのばすという。
「家族で遊びに行くのももちろん楽しい、でも、子供たちのほうから『キャンプ行きたい!』と言われたことはまだないですが(笑)」。
来年は息子さんが中学に入るから、一緒にフェスに行ったらどうです? と尋ねると「まあ、本人が僕ぐらい音楽を好きになったら、一緒に行ってもいいかな(笑)」。武骨でヤンチャ。でも優しい。高橋さんのキャラクターがディフェンダーと重なって見えた。
約5年で走行距離は6万8000km。これまで大した故障はなかったが、昨年の9月にクーラント(エンジンを冷やす機関)に原因不明の故障が起きた。ついでに飛び石による窓の小さなヒビやウインカーの不具合などの修理も重なったという。
そのときはさすがに買い替えを考えました? と聞くと「全然! 完全に壊れるまでは、一生乗るつもりです」と笑う。
本物の軽トラは、世界でも類を見ないほど壊れにくくロングライフで、多用途な車だという。高橋さんにとってディフェンダーは、家族も遊びも荷物も全部をガサッと詰め込んで、どこへでもずっと一緒に走り続けられる「軽トラ」なのだ。
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