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2019.05.02

条件は7人乗り以上! 夢も使い方も広がるスーパー“ビッグ”ファミリーカー

家族が喜ぶスーパー“ファミリー”カー
スーパーカーはファミリーカーになる得るか? 答えはYESである。乗れば家族で過ごす時間すらスーパーになる、スーパー“ファミリー”カーを紹介しよう。
少子化の時代とはいえ、親戚一同が揃う機会や、あるいは仲良しの友達ファミリーとのお出かけだってきっとあるだろう。
となると多人数が乗れる車が欲しくなる。もちろん、乗れる人数が多いだけじゃなくて、乗る楽しみも“多い”ヤツを。
ということで、7人乗りから最大10人乗り!まで、搭乗人数も楽しさも“スーパー”な5台のファミリーカーを集めた。
 

移動開始=パーティ開始な巨大ゴージャス艦
キャデラック エスカレード

デカいだけに、駐車しやすいよう俯瞰図で自車を確認できるモニターや自動駐車システムも装備。車両本体価格1371万6000円。
全長5m超、全幅2m超。荒野でも砂漠でも駆け抜けられそうなエスカレードは、その見た目のみならず、ゴージャスなインテリアも魅力。
本革で覆われた3列シートの室内は、2列目が左右に別れた7人乗りとベンチタイプの8人乗りがある。運転席はなんとマッサージ機能付き! さらに2列目用AVモニター×2やクーラーボックスなど、ゴージャス気分に浸れる快適装備がたっぷり備わっているので、目的地に着く前にパーティが始まってしまいそう。
 

長期休暇が当たり前の国のバカンス用ミニバン
シトロエン グランドC4スペースツアラー

先行車に自動追従できるので高速道路の運転がラク。車両本体価格380万円[2Lディーゼルターボ車の場合]。
何しろフランスでは労働者に夏の間で連続5週間のバカンスを取る権利が与えられている。それだけに、シンプルな作りでも快適になれる車のツボもよくわかっていらっしゃる。
3列7人乗りのこちらは、パリから南仏ニースまで車で数百km走っても疲れないような、シトロエン独特のソフトで快適な乗り心地。しかも7席すべてが独立しているから誰かだけ窮屈になることもない。頭上まで広がるフロントウインドウで眺めもいい。しかも燃費が良くて環境にも優しいクリーンディーゼル車も選べるというから、日本でのバカンスにも打ってつけだ。
 

山の上も川の中も、みんなで行っても怖くない
ランドローバー ディスカバリー

2列目と3列目シートの折り畳みや立ち上げは車外からスマホで操作が可能だ。車両本体価格881万円〜。
2列目と3列目の全シートが独立して折り畳み、立ち上げが可能。2人乗りから7人乗りまでがそのときどきに応じて選べるディスカバリー。2シーターにすれば最大2406Lという大容量の後部空間がとれるのも魅力だ。
標準装備される最新エアサスペンションは荒れ地を走ると自動で車高が40mm上がるので腹をこすらないし、川を渡るときは最大115mmまで上がり、900mmの深さまでなら川も渡れる。この車なら山の上でも川の中でも、友達みんなで楽しく行けそうだ。
 

後部へ招き入れる“ファルコンの翼”
テスラ モデルX

2列シートの5人乗りがベースで3列目はオプション。1回の充電で565km航続可能だ。車両本体価格1073万円[ロングレンジモデル]。
2列目と3列目へ乗り込む際は、翼を広げるファルコン(はやぶさ)のように開くドアがお出迎え。すべてのシートが独立型で、2列の5シーターをベースに、3列の6シーター、7シーター(2列目が3座)から選べる。
電気自動車ゆえ出足がよく、車内はとても静か、しかしながらハイパフォーマンスモデルならポルシェ並みの加速力。さらにウインカーを出すだけで自動的に車線変更してくれるなど、見た目も走りも未来感のあるドライブを大人数で楽しめる。
 

普通免許で最大10人乗り!
トヨタ ハイエースワゴン

見た目も機能もシンプルそのものだが、いわゆる自動ブレーキ機能は標準装備の安全設計。車両本体価格311万9040円〜。
それでもまだ足りないよ! なんていう大家族には、普通免許で運転出来る10人乗りの“究極のミニバン”、ハイエースワゴンを。
4列シートで、シートレイアウトを前から2・2・3・3か2・2・2・4の配列が選べるほか、ラゲージの広いスーパーロングボディも用意。もともとハードな使い方を想定した商用ベースの車ゆえ、総走行距離が10万kmを超えてもへっちゃらな高い耐久性が魅力だ。その搭乗人数の多さとタフさが海外でも人気な、日本が誇るスーパービッグなファミリーカーだ。
 
車にたくさん人が乗れれば乗れるほど、遊び方や目的地の幅が広がるのは間違いない。大人数でワイワイキャンプ、親も呼んで親戚一同で温泉旅行、そんな遊び方を妄想するダディには、こんなスーパービッグなファミリーカーを推薦したい。

籠島康弘=文


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