年を重ねて増すシンプル志向。当然、色使いもミニマルがお約束となる。
でも、だからこそ気分転換に履くと新鮮なのが派手なスニーカー。“挿し色&柄”として簡単に冒険できますよ!
どうせなら、グッとくる色や柄でコーディネイト
我らが団塊ジュニア世代のスターデザイナーといえば、やっぱり宮下貴裕氏をおいてほかにいない。LAのスニーカーブランド、クリアウェザーとのコラボスニーカーは、1980〜’90年代のグランジシーンを記録してきたチャールズ・ピーターソンのフォトグラフィがプリントしてある。カート・コバーンの写真、やっぱいいね!
下はナイキのアーカイブの中から’70年代のレトログラフィックを再現した賑やかな配色で、「Have a Nike DAY」の文字とスマイルマークが楽しい。
NEW BALANCE ニューバランス
こちらはトレイルランニング専用のシューズ。フィット感やグリップ力、クッショニングなどの機能性は言わずもがなであるが、蛍光色のこんなモードなヤツは街履きでも大推薦したい。
VANS EXCLUSIVE FOR RON HERMAN
ヴァンズ エクスクルーシブ フォー ロンハーマン
西海岸の空や海、あるいはターコイズを連想させるスキューバブルー。写真のオールドスクールに加え、エラ、オーセンティックと、ヴァンズ人気作が鮮やかな色を纏って登場する。
PUMA プーマ
「スウェード」に次ぐ、プーマが誇る不朽の名作といえば、この「クライド」だ。今シーズンはスエード製アッパーの上になんとペイズリーのレーザープリントを大胆に施した。シックで大人らしい仕上がり。
REEBOK CLASSIC リーボック クラシック
リーボックの’80年代を代表する主要2モデルをベースに、今年のテーマである’90年代の要素を組み合わせた新シリーズ「オルター ジ アイコンズ」。今っぽさと懐かしさが共存する。
NEEDLES ニードルズ
伝統的なギリーシューズのディテールをスニーカーに取り入れてしまう柔軟な発想は、ニードルズならでは。パープルの後染めコットンアッパーに白のペンキを振りかけ、ユニークな表情を演出した。
【人物写真のクレジット】
[左]スニーカー1万4000円/ナイキ スポーツウェア(ナイキ 0120-645-377)、カーディガン1万5000円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 原宿本店 03-3479-8180)、ニット3万9000円/マディソンブルー 03-6434-9133、パンツ3万8000円/08サーカス(08ブック 03-5329-0801)、サングラス3万5000円/モスコット(モスコット トウキョウ 03-6434-1070)、ソックス3000円/パンセレラ(真下商事 03-6412-7081) [右]スニーカー2万3900円/タカヒロミヤシタザソロイスト.×クリアウェザー(タカヒロミヤシタザソロイスト.アオヤマ 03-6805-1989)、ジャケット6万9000円/マッキントッシュ(マッキントッシュ青山店 03-6418-5711)、Tシャツ5900円/イエティ(ブツヨク ストア 03-6447-2018)、パンツ6万7000円/オフ-ホワイト ℅ ヴァージル アブロー(イーストランド 03-6712-6777)、キャップ8500円/アンパルクリエイティブ(タイズサン 03-6447-1655)
川田有二=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 菊池陽之介=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク 増田海治郎=文