ロゴがはがせる?それが何か?というなかれ。これは、まさにストリートシーンにおける「未完の美」なのだ。
そう、日本文化の侘び寂びやヨーゼフ・ボイスの芸術活動に通ずる一件。あなたのロゴ移動で何を感じ取るか?
「ディーゼル」のパーカ
ネオンカラーのポップネスが、明るさを取り戻した現代のシーンにマッチするシェルパーカ。この先端的なアイテムでこそ、「ハガセルロゴ」のアート感が活かせるというもの。ウルトラマンでいうカラータイマーの位置に面ファスナー式のロゴが鎮座。
「A.P.C.」のナップザック
軽快なストリートスタイルによく似合うのが、巾着タイプのいわゆるナップザック。フレンチブランドのそれならば、洒落感もアップ。でもって「ハガセルロゴ」なら、なおのこと!
「モンクレール」のパーカ
こちらは、ロゴではなくメッセージが「ハガセル」仕立てに。しかも、「FROM DOWN JACKET.」というブランドのルーツをアピール。絶好調の勢いが感じられる。
「ヴァンズ」×「ビリーズ」のスニーカー
お馴染みオールドスクールがネオンカラーに、というだけでも欲しくなるが、さらにサイドの「ジャズライン」がハガセルとは! 非対称なので、青とピンクの左右チェンジはあいにく難しいみたい。
渡辺修身、鈴木泰之、蜂谷晢実、高橋絵里奈(清水写真事務所)、比嘉研一郎=写真 星 光彦、来田拓也、松田有記=スタイリング 髙村将司、いくら直幸、今野 壘=文