昔から小綺麗という言葉の響きが好きだ。辞書で調べると、「身づくろいなどがさっぱりと整っていて気持ちのいい様子」とある。男ならキレイよりもこんな言葉でホメられたいもんだよな。
「テナックス」のポマード
ヘアはその人の印象を大きく左右する最重要ポイント。ボサボサ、パサパサな髪の人は要注意だぞ。イタリア・フィレンツェ生まれのコイツは、固めすぎない適度なホールド感や心落ち着くシトラスノートが特徴。水で簡単に洗い流せる点も気が利いているのだ。
「ブラウン」のシェーバー
おそらく現時点で最高のスペックを誇る「シリーズ9 9250cc」。あらゆるヒゲをキャッチする5カットシステムや、ヒゲの濃さを感知してパワーを調整する人工知能ターボテクノロジーなど、先端技術がてんこ盛り。肌に優しく一発で深剃りが可能だ。
「木屋」と「パナソニック」のエチケットカッター
鼻毛ケアにおいて切れ味を重んじるなら、日本橋木屋の「鼻毛バリカン ロータリーカット」がベスト。鼻に入れて握ると内蔵刃が回転してがっつりとカットしてくれる。
一方、万能性重視ならパナソニックの「ER-GN70」。高トルクモーターのパワーもさることながら、マユや耳毛などのムダ毛を手軽に処理でき、マルチに活躍する。
「ヴァンダーハーゲン」のシェービングセット
モダンなオブジェのような「プラチナム シェーブ ジェット セット」は、NASAの宇宙探査機からインスパイアされたもの。両刃カミソリやシェービングカップ、アナグマ毛のブラシがセットに。ドイツ製のステンレス替え刃付き。
「シカゴコーム」のコームとレザーケース
「No.1」というモデル名はダテにあらず。完全な米国生産にこだわり、職人が手作業で研磨したコームは普遍的な美しさを持つ。特許を取得しているリング付きのデザインによって、専用のレザーケースからスマートに取り出せ、快適な使い心地。
「ラ・ブルケット」のビアードウォッシュ
ヒゲは細菌やニオイが発生しやすい危険地帯。だからこの北欧生まれの「ビアードウォッシュ」を使う価値が大いにある。肌を整えるローレルリーフオイルに加え、抗菌作用や毛穴引き締め作用のあるウィッチヘーゼルも配合されている。
山田秀隆=写真 佐々木 誠=スタイリング 押条良太(押条事務所)=編集・文