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2019.02.11

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野菜たっぷり栄養もたっぷり。コクと苦味が効いた本格ビーフカレー

本誌看板モデルのマーシーこと三浦理志さんは、仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。そんな彼のリアルなライフスタイルから生まれたレシピを、ここに紹介しよう。
今回お届けするのは、僕入魂のカレーであります。塊肉がゴロゴロ入ったビーフカレーは、一見、ビーフ以外の具材はほとんど入っていないように見えますが、それこそが美味しさの秘訣。
見た目も食感も主役のビーフを際立たせるべく、野菜類はすべてすりおろしたり細かく刻んだりして使っていて、コレが野菜の旨味をよりいっそう引き出し、深く濃厚な味わいをかなえてくれるんですね。
主役の牛肉はゴロッとした大きめの塊肉がお約束。僕は霜降り肉をカレー用にカットしてもらいます。
さらに、ビールやコーヒーの隠し味で本格的なコクと苦味を追求し、パクチーで爽やかな香りもトッピング。少々手間はかかるけど、身近な食材で手軽に作れるのでぜひ! 
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【今回のメニュー】
ビーフカレー
塊肉がゴロゴロ入ったビーフカレーは、一見、ビーフ以外の具材はほとんど入っていないように見えますが、それこそが美味しさの秘訣。/三浦理志
【材料】※2人前
牛肉(カレー用) 500g
玉ねぎ 2個
にんじん 1本
にんにく 1片
しょうが 1片
りんご 1/4個
トマト 1個
パクチー 1袋
オリーブオイル 大さじ2
ビール 250cc
水 300cc
赤ワイン 大さじ2
カレー粉 大さじ1と1/2
塩 小さじ1と1/2
黒こしょう 少々
はちみつ 小さじ1
カレールウ(辛口) 50g
インスタントコーヒー(粉) 小さじ1
ごはん 適量
ご覧のとおり、野菜たっぷりで栄養もたっぷりっす!
【作り方】
◆1
玉ねぎは縦半分に切って薄切りにする。にんじん、しょうが、りんごは皮つきのまま、にんにくは皮をむいてからすりおろす。

トマトはヘタを取って1cm角にカットする。パクチーは茎と葉に分けて、それぞれを細かく刻む。

◆2
鍋にオリーブオイルを入れて強火にかけ、パクチーの茎と玉ねぎを入れたら、玉ねぎが飴色になるまでじっくり炒める(15分程度が目安)。
玉ねぎは焦がすことを恐れずじっくり炒めるべし。“焦げ”が旨味になるんです。
牛肉の全体にまんべんなく塩(分量外)・黒こしょうを振っておく。
牛肉には炒める直前に塩・こしょうを振るのが鉄則。塩を振ってから時間が立つと、水分が出て旨味も流出しちゃうので要注意。
◆3
2の玉ねぎが飴色になったら、しょうが、にんにくを加えて混ぜ合わせながら軽く炒める。
玉ねぎの“飴色”はこれぐらいが目安。焦げて鍋底についてしまったら、水を少し入れれば取れます。
さらに、牛肉を加えて中火で炒め、牛肉の色が変わってきたら、赤ワイン、カレー粉を入れて混ぜ合わせる。

◆4
3にビール、水、にんじん、りんご、トマト、はちみつ、塩を加えて混ぜ合わせ、そのまま30分ほど中火で煮込む。

◆5
4にカレールウ、インスタントコーヒーを加えて混ぜ合わせ、弱火にして5分ほど煮込む。
インスタントコーヒーがない場合は、液体のブラックコーヒーを大さじ2杯入れればOK。
仕上げにパクチーの葉を加えて軽く混ぜ合わせ、火を止める。
パクチーの葉の部分は、火を止める直前にサッと混ぜ合わせるのが風味を活かすコツ。
◆6
器にごはんとカレーをよそえば完成。

[三浦理志 プロフィール]
オーシャンズモデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。



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