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翌日の結果発表は……!

さてさて、ここで少し時間を早送りして、翌日の11:00。キャンプ場のカフェスペース「アサマヒュッテ」に行くと、ガイドハンターの木村さんと奈良さんが待ち構えていた。すでにカメラのデータを回収してくれて、待ちに待った結果発表が始まる。

昨日の推理と、狙いのアニマルたちを再確認したら、ディスプレイに注目……。
映像に出てきたのは……。
……アレ?
「ということで、残念でした! 実は1日だけだと確率は75%くらいなんです」。
く、悔しい! と思っていたら、奈良さんから朗報が。「次のイベント開催までカメラを設置してみましょう。1週間あるので、映ったらご連絡します!」とのこと。なお、通常は撮った映像はFacebookで投稿してくれるそう。ちなみに1週間後に送っていただいたムービーがこちら! 届いた時は大興奮だった!!
スノーキャンプ4-1
ウサギ
手前から奥の方へ駆けていくウサギ。習った通りの足跡を付けている。ぴょんぴょんと跳ねる姿がかわいい。
ヤマドリ
右手前にいるのはヤマドリ。こんな雪山でも歩いているとは。
キツネ
こちらは、ほかのスタッフが設置したカメラの映像。もふもふのキツネを捉えることに成功した!
ウサギ
ヤマドリ
キツネ

イベントの最後に、アニマルハンターの証であるバッヂを手書きイラストで作成。これを授与してもらい、イベントは終了した。
バッヂ作り
手書きのイラストをバッヂにしてくれる。
手書きのバッヂ
動物は捉えられなかったが、こんなお土産は嬉しい。
「今回は山に生息する野生動物のフィールドサインでしたが、都会にもたくさん隠されています。カラスがゴミをついばんだ跡もそうですし、ネズミやハクビシンなどもいますよね。暮らしの身近に動物がいることを感じ取って、アニマルハンターとしての活動を続けてください!」。
パパラッチには失敗したものの、解説付きのツアーへの参加、さらにバッヂ作成など、大人も大満足のイベントだった。自動撮影カメラを入手したら、自分たちでも実践できそうな雪山アソビである(もちろん、立ち入り禁止区域は要注意!)。アニマルハンターの活動、相当ハマりそうな予感がする。
次回は、時間を巻き戻して、1日目の焚き火台を使った晩ごはん作り。凍えるフィールドであったかグルメを堪能する。乞うご期待!
 
>1回「スノーキャンプの魅力と注意点」を読む
>2回「防寒着とギア選び」を読む
>3回「スノーキャンプのテント設営」を読む
[取材協力]
北軽井沢スウィートグラス
住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579
電話番号:0279-84-2512(予約センター)※水曜定休
※営業時間・定休は季節により変更
※イベント「アニマルハンター」は要予約。定員3組・8名/回。小学4年生以上は1人でも参加可能。
https://sweetgrass.jp
澤田聖司=撮影 芋川 健=取材・文


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