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2018.12.17

ライフ

エンタメ企業を成功に導いてきた男の、医療界での新たな挑戦【前編】


オリコン、日本コロムビア、オスカープロモーション……。どれも日本のエンタメ界を支える名だたる会社だ。水上真さん(50歳)は、そんな大企業の役員に20代後半から次々と就任し、数多の事業を成功に導いてきた。アスキー系企業の代表取締役社長に招へいされたり、テレビ局幹部も務めたこともある。
そんな水上さんは現在、フジサンケイグループのグループ企業の相談役をしながら、「田園調布耳鼻咽喉科医院」というクリニックでCEOを務めている。
「開院して1年ほどですが、来院数はお陰様で順調に増えていて、朝から受付がいっぱいになることも多いんです」。
華やかな外装と清潔感溢れる院内。上品な空気に包まれた院内で迎えてくれた水上さんは、うれしそうにそう話す。
じつはこのクリニックは、妻・真美子さんが医師として勤務し、水上さんが経営者を務めている。遠方から足を運ぶ方も多く、その人気の秘密は丁寧で高度な診療はもちろんのこと、ホスピタリティの高さにある。
迅速な受付対応をはじめ、曜日によっては、早朝7時からや、夜20時までの診療も実施。さらに院内でオペまでできるというから、“街のお医者さん”という域を超えている。水上さんはそんなクリニックで診療がスムーズに運ぶように、いつもは白衣を着ながら陣頭指揮を執っているのだという。

エンタメ・メディア業界から医療業界へ。異色のチャレンジをする水上さんに、これまでの半生と新たな挑戦について聞いた。


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