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「カネ」:別荘でも、価格はピンキリ。まずはお試し生活を数万円からはじめてみる

静かな週末を送る拠点としては打ってつけの軽井沢だが、もちろん「おカネの壁」が立ちふさがる。夢の別荘地ではあるが、その分だけ先立つものが必要なはず。別荘以外の拠点も含めその選択肢を考えてみよう。
いわゆる高級別荘地の中にある物件。アメリカ式の住宅構造を採用した、時価2400万円の別荘。
まずは週末生活の拠点となる別荘だ。相場感はまさにピンからキリまで。いわゆる軽井沢エリアだと富裕層向けの億越え物件のほか、3000万円前後の物件、さらに安価な1000万円の物件が相場だ。
「軽井沢における物件の相場は、駅からの距離ではなく、エリアによって大きく変動します。例えば、社会的ステータスの象徴でもある旧軽井沢の鹿島の森付近は、億越え物件もゴロゴロしている。逆に、住所としては群馬県に当たる北軽井沢エリアでは、一気に400〜500万円ほどの低価格に。隣駅の中軽井沢はよりローカルな場所なのでいわゆる別荘よりも、地元の人が住むような物件があります。物件数は相当なものなので、予算に応じて十分選ぶことができますよ」。
都内を中心に活躍するFLATHOUSE設計の貸別荘。レンタルは、1棟3.6万円〜/日。[問い合わせ]ARICA(http://vr.aricajapan.com/index.html
続いて、貸別荘という選択肢も。これはオーナーの利用していない期間、別荘を日単位や月単位で貸し出すサービス。相場感は1日あたり4万〜8万円、1カ月あたり10万円〜と、週末・軽井沢ライフのお試しにちょうどいい。週末ごとで宿を変えてみる、そんな使い方も面白い。
日本一のキャンプ場と言われる「北軽井沢 スウィートグラス」。行き届いた施設と、キャンプ場内でオリジナルイベントが催されるのも魅力。
そのほか、万全のサービスを求めるならホテル、アウトドア派にはキャンプなど、別荘にこだわらず自分のスタイルで拠点を用意するのも手。“週末を軽井沢で過ごす”ということを軸とすれば、歴史ある別荘地だけあり、宿泊地には事欠かないのはうれしい。好きなスタイルを選ぶことはできる。


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