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「お待たせしました〜」。
麻美さんは上智大学の2年生で、今年の9月でハタチになったばかり。
「やっと来たハタチの誕生日にお店のスタッフがお祝いとしてご馳走してくれたのが、このサングリア。『お酒なのかな?』と疑ったぐらい美味しかったです」。
入学式でのひとコマ。
なお、先のメインカット撮影時は往々にして周囲から冷やかしのヤジが飛ぶ。今回も厨房から「かわいい〜」という女性の声が聞こえた。
「外野うるさい!」と照れる麻美さん。
サングリアの赤・グラス(500円)に合わせるフードも彼女が好きなものにしよう。
「えっ、本当にいいんですか? いつもお客さんから聞かれて、毎回答えるのをちょっと躊躇しちゃいます」。
さて、この中のどれでしょう?
スイーツの「焼きアイスブリュレ」(380円)でした。
ものすごい絵柄になった。
麻美さんは世田谷区内の実家暮らし。玉川高島屋は子供の頃に親とよく来ていたそうだ。
「屋上にちっちゃい遊園地があったんです。当時の二子玉川は、まだ田んぼとかもあって、もっと静かで今とは違うお洒落な雰囲気でしたね」。
趣味は5歳の頃から習っているというピアノだ。
1年前の発表会ではリストの「ラ・カンパネラ」を弾いた。
さらに、愛犬はウエストハイランドホワイトテリアの「チェルシー」ちゃん。
軽井沢の地を駆け回るチェルシー。
え、別荘? 麻美さん、お嬢様でしょう。
「違いますよー。軽井沢は家族旅行で行っただけです」。
スタッフによる看板娘評も聞く。まずは、先ほどヤジを飛ばしたキッチン担当の女性から。
「とにかく、笑顔がかわいくて好きですね」。
「笑顔だけ?」「あ、全部全部」。
続いて、店長の石田さん。
「Mr.ビーンの顔マネがめっちゃ上手いですよ。やってもらいましょうよ」。
頑固なだけにイジりがいがあるのかもしれない。麻美さん、慌てて「できません! ビーンは好きですけど」と否定する。


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