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結婚歴と共に「共通の趣味」は微増する

結婚歴と共に「共通の趣味」は微増する
では、「共通の趣味」が実際にある夫婦はどのくらいいるのだろうか。婚姻年数で分けて集計すると、以下のような結果になった。
■夫婦で共通の趣味はある?
【結婚年数5年以上10年以下】
・ある 33.3%
・ない 66.7%
【結婚年数10年以上】
・ある 39.6%
・ない 60.4%
全体の約6割が「共通の趣味はない」と回答。同じ空間で生活する家族といえども、趣味のときだけは結婚前と同様、“個人”として楽しみたい、と考える既婚者は少なくないのかもしれない。
ただし、結婚年数が上がると「共通の趣味がある」と答える人が微増している。共に時間を過ごす中で“個人の趣味”がいつの間にか“夫婦の趣味”に変わる――。決して多くはないが、そんな経験をする既婚者も一定数いるようだ。

結婚生活10年以上の夫婦に「共通の趣味」が必要なワケは……

結婚生活10年以上の夫婦に「共通の趣味」が必要なワケは……
結婚生活が長くなると、夫婦ふたりきりでどんな会話をすればいいのか戸惑うことがあるかもしれない。特に子供が大きくなると、共通の話題が一気に少なくなるともいうが、そんなとき「共通の趣味」があれば、「会話が増える」「一緒にいる時間が潰せる」というメリットをもたらしてくれる。
一方、共通の趣味が「必要ない」場合でも、お互いの趣味を「理解する」「容認する」「認め合う」ことが大切だと考えている既婚者も多い。パートナーの趣味を理解し、認め、興味を持ってみる――。もしかしたら、そんな姿勢こそが「夫婦共通の趣味」が生みだし、円満な家庭を作るコツなのかもしれない。
フジアマネ=文



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