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2018.10.11

ファッション

次なるヒットデニムはどれだ!? 【最終回】スペックで選ぶか個性で選ぶか

先日紹介したデニムの着こなし方も気になるところだが、次なるヒット作を見逃したら本末転倒。ということで、どれがトレンド最前線に来てもおかしくないデニムを5回に分けて紹介。名門の新顔、今だけのレアもの、ますます進化を遂げている機能性……。さぁ、次なる相棒探しを始めよう!
最終回は、日々進化を遂げるハイスペックなデニムやちょっとした変わり種をピックアップ。期待以上の新素材が使用されていたり、バイカラーを取り入れてみたり、伝説の“あの男”をモチーフにしてみたり……
デニムの選び方・楽しみ方って、幅広いんだなあと再確認。どれも目が離せません。
 

日進月歩なハイスペック

上●3万6000円/ファッションボックスジャパン 03-6452-6382、中●1万2800円/ボルコム ジャパン 03-5771-4560、下●8300円/ナノ・ユニバース 0800-800-9921
リプレイ
採用された一般的なストレッチ生地の2倍以上の伸縮性を誇る「ハイパーフレックスプラス」なる生地は、なんとはいてヨガができるほど! 膝が出たり、たるみにくいので、スリムフィットデニムでも気楽にはける。
ボルコム
伸縮性が高く、耐久性にも優れる「タフマックス」素材を混紡することで、動きやすく、転んでも破けにくい。スケートアパレルブランドの面目躍如たる1本。
ナノ・ユニバース
色落ちデニムに「スコールプルーフ」という撥水&耐久性を高める加工を施した雨ニモマケズなタフデニム。その効果は、デニムの上を水が流れ落ちるほど! 
 

大胆コンビネーション

左●3万8000円/ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070、中●3万6000円/ジョン ローレンス サリバン 03-5428-0068、右●4万9000円/ディーゼル ジャパン 0120-55-1978
エンポリオ アルマーニ
アンクル丈のルーズフィットに、落ち着いたインディゴブルーとは対照的な赤いペイントでアクセントを。今季のテーマカラーをストレートに表現したこの配置に、モードの薫りが漂う。
ジョン ローレンス サリバン
青と黒のデニムを“あしゅら男爵”的に切り替えたコントラストが愉快なバイカラーの1本。シルエットは王道のストレートで我々に寄り添う。
ディーゼル ブラック ゴールド
大胆不敵にもウォッシュドデニムに、ラフにカッティングされたミリタリーパンツを貼り合わせた。パンツ全体にヴィンテージ加工を施し、こなれた仕上がりに。
 

伝説のオトコ「スティーブ・マックイーン」モチーフ

左●2万2000円/リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501、右●2万9000円/アナトミカ 東京 03-5823-6186
リーバイス メイド アンド クラフテッド × ポギーザマン
その卓抜したセンスからファッションアイコンとしても崇められる男、スティーブ・マックイーン。こちらは実際にスティーブ・マックイーンも着用したリーバイスのパンツ「6614B」の素材をデニムに乗せ替えて製作した意欲作。ユナイテッドアローズ&サンズの小木 “POGGY” 基史氏とのコラボ作だ。オリジンよりワタリに余裕を持たせているのが特徴。デニムもこよなく愛し、はいた姿が多く残る彼が知ったら、きっとうらやましがるんじゃないかな。
アナトミカ
スティーブ・マックイーンはベルトループがなくフロントを止めるだけのイージーな着用感のピケやツイル素材のパンツを愛用したという。通称“マックイーンパンツ”といわれるそれを、デニム地で仕立てたのが本作。濃紺で美麗なテーパードを楽しめるスラックス顔が大人向き。
 
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鈴木泰之=写真 星 光彦=スタイリング 菊地 亮=文


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