OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. ファッション
  3. 「渋(い)カジ」が板につく4つのヒント【その3】オジ色とオジ柄を味方に

2018.10.05

ファッション

「渋(い)カジ」が板につく4つのヒント【その3】オジ色とオジ柄を味方に

あの頃はずいぶんアッチの渋カジに熱を入れたけど、今はコッチの“渋カジ(渋いカジュアルスタイル)”が俺たちの等身大。デニム選びに合わせるモノ選び、渋カジが板につく4つのヒントをご紹介する連続企画。
何だか老けて見えそうで、ずっと避けてきた“あの色・あの柄”。だけど、このくらいの年齢になると、それらはデニム姿を渋く格上げしてくれる味方へと変わるのだ。
>ヒント1 「渋(い)カジ」が板につく【ジャケット選び 】はコチラから
>ヒント2 「渋(い)カジ」が板につく【シャツのタックイン】 はコチラから
ということで、3つ目のヒントは「オジ色とオジ柄」の使い方。
 

Hint 3 オッサンの貫禄を演出するオジ色とオジ柄

デニム2万8000円/ストーンアイランド 03-6271-4654、ジャケット15万円/ソブリン(ザ ソブリンハウス 03-6212-2150)、ニット4万2000円/ウィリアム ロッキー フォー ユナイテッドアローズ、シャツ1万3000円/ユナイテッドアローズ、タイ1万4000円/フィオリオ(すべてユナイテッドアローズ 原宿本店 03-3479-8180)
ときに“オッサン臭い”なんて呼ばれる色柄であるキャメルカラーや地味なチェック。でもそれは、選び方と取り入れ方を工夫すれば大人の渋さや貫禄を演出する名脇役なんだと気付く。こうして見ると、さまざまなデニムにマッチするし、最強の組み合わせだと思うのだ。

 

デニム6万7000円/ヤコブ コーエン(ヤコブ コーエン ギンザ シックス 03-3572-0017)、ジャケット9万8000円/タリアトーレ(トレメッツォ 03-5464-1158)、シャツ3万8000円/ボリオリ(ボリオリ 東京店 03-6256-0297)、ベルト3万9000円/J&M デヴィッドソン(J&M デヴィッドソン 青山店 03-6427-1810)、靴8万円/クロケット&ジョーンズ(ビームス ハウス 丸の内 03-5220-8686)
長年はき込んだ表情の色落ちデニムで枯れ感を
オジ色×オジ柄という、まさしくオッサン好みのジャケットは、ほかのアイテムも近似色のブラウンにしてまとまり感を。長く愛用したようなナチュラルな色落ちデニムなら、いい具合に枯れた大人の渋さがさらに倍増!

 

デニム3万2000円/アクネ ストゥディオズ ブロ コンスト(アクネ ストゥディオズ アオヤマ 03-6418-9923)、ジャケット21万円/カルーゾ(ストラスブルゴ 0120-383-563)、ニット5万8000円/ジョンストンズ(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)、靴10万円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691)、メガネ4万8000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285)
爽やかな白デニムを使えばオジ色×オジ素材も難なく!
こちらのジャケットはライトなキャメルカラーに加え、オジさんぽい素材のひとつ、コーデュロイ地というコンボ。グレーニット&白デニムを起用してクリーンで爽やかなムードを足せば、野暮ったさのない上質感たっぷりの装いになる。

 

デニム2万3000円/A.P.C. 03-3710-7033、ジャケット3万8000円/トゥモローランド 0120-983-522、シャツ3万1000円/マディソンブルー 03-6434-9133、腕時計210万円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
ラフな着崩しや古着顔デニムがマジメに見せない大人の余裕
カーディガン感覚でゆるく羽織れるニットジャケットなら、こんな色のテーラードタイプでもマジメで堅い印象になりすぎない。またラフに袖をまくって着崩したり、古着っぽい色落ちのデニムを合わせるのも、余裕のあるこなれた雰囲気を演出するのに効果てきめんだ。

 

デニム1万6000円/トミー ヒルフィガー(PVHジャパン 0120-266-416)、ジャケット13万 3000円/デ ペトリロ(ビームス ハウス 丸の内 03-5220-8686)、ニット3万円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)、Tシャツ1万3000円/スリードッツ(スリードッツ青山店 03-6805-1704)
チェックの配色を拾うとまとまり感が俄然UP
チェックのアイテムは、柄に使われている色をコーディネイトのどこかで拾うのがお洒落の鉄則。ここではジャケットのグレンチェックに合わせて黒デニムを使うなど、全体をモノトーンで揃えてシックに着こなした。
 
 
>ヒント1 「渋(い)カジ」が板につく【ジャケット選び 】はコチラから
>ヒント2 「渋(い)カジ」が板につく【シャツのタックイン】 はコチラから
ササキヨシヒロ=写真 村上忠正=スタイリング MATSU KAZ(3rd)=ヘアメイク いくら直幸=文


SHARE

次の記事を読み込んでいます。