何歳になっても格好いい男には憧れ、真似したいと思う。
ここに挙げる2名は渋好みで、この年になると大いに共感する人物。そんな彼らが愛した服と聞けば、素通りなんてできないよ。
ル・コルビュジエ
「オーベルジュ」のジャケット
まずは、20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエ。 上は御仁が作業服として長らく愛用し、 下のポートレイトでも着ているジャケット。
オーベルジュはこれがフランス国家公務員の作業服であると突き止 め、武骨なゴートレザーで再現して仕上げた。まさに質実剛健な男の「名刺代わり」となるだろう。
ベネディクト・カンバーバッチ
「ベルスタッフ」のコート
今や世界的な名優、ベネディクト・カンバーバッチ。上は彼の出世作であるドラマ「シャーロック」で着用したコート「ミルフォード」で、ダブルのロング丈。
彼の持ち味である知性と色香は、このコートのおかげ!? 内面磨きはさておき、まずはコレで年相応の貫禄を身に付けましょうか!
清水健吾=写真 柴山陽平=スタイリング