夏も終わりショップには秋冬物が並ぶけれど、まだ暑さの残るこの時期はなかなか厚手のものに手が伸びないというのが実際のところ。
しかし人気ブランドの新作はシーズン本番前に売り切れてしまう可能性があるし、定番モノも昨年買いそびれた人がこぞって買っているらしい……。だから色もサイズも豊富にある今のうちに、納得の一着を手に入れるべし!
しかも今年はオフだけでなくビジネスシーンでも着られる重厚アウターが人気なんだとか。オン・オフ着られるものに先行投資しておけば、活躍する機会は多い。
といわけで今回のパパはTシャツにもスーツにもマッチするアウターを使って改造しちゃいましょう!
「オーシャンズ的パパ改造計画」を最初から読む [今回の悩めるオッサン]
佐藤祐基さん会社員 年齢/30歳 身長/175cm 体重/63kgQ1. 休日のワードローブを教えてください。トップスはベーシックカラーで無地のものが多く、デニムやチノパンと合わせてシンプルなスタイルが基本。
Q2. よく行くショップや好きなブランドはありますか?シンプルな服が揃うアーバンリサーチにはよく行きます。セレクトショップだと、ナノ・ユニバースも好きです。
Q3. 服装について何か悩みはありますか?コーディネイトが単調になりがちなのが悩みです。手持ちの服でもっと幅のある着こなし方法が知りたい。
Q4. やってみたい格好があれば教えてください。モデルのユースケさんのようなシンプルで大人っぽい、きれいめな格好に憧れます。
[ヘアの改造ポイント]
「ヘアスタイルもファッションと同様、オンとオフでメリハリがつけられるように意識しました。トップとフロントを長めに残すことで、流れを作れますし、アップも下ろしたスタイルもどちらも対応可能に」(ヘアメイク 田畑裕大)
[スタイリングのポイント]
オン・オフ使える秋冬先買いアウター
Tシャツ×リブパンのスポーティな休日の格好にダウンが似合うのはもちろん、スーツスタイルにも違和感なくマッチ。
ポイントはネイビーカラーとスーツのジャケットの丈がちょうど隠れる丈感だ。清潔感&きちんと感が出るネイビーはビジネスシーンでは鉄板の色。そして、ジャケットよりも少し長い丈感は、見た目スマートで、足さばきも軽快。
外を歩き回るビジネスパーソンにベストチョイスとなるはずだ。フードに付いたファーが取り外せるのもオン・オフの切り替えに便利。
佐藤さんの感想普段はあまり「着回し」というものを意識していませんでしたが、シーンが違っても着られるのはうれしいですね! 手持ちの限られたアイテムでも、コーディネイトの幅がグッと広がりそうです。先物買い何にしようかな!?
[キーアイテム]
カナダグース、ウールリッチ、モノビのアウター
カナダグースの定番ダウン「シャトーパーカ」は、まるで羽毛布団を着ているかのような暖かさにして、窮屈感のない着心地。1度着ると手放せなくなる。フードのファーは取り外し可能。着用したのはコレ!
極寒地用のワークウェアとして誕生した「アークティックパーカ」。保温性だけでなく撥水性にも優れる。
ステンカラーのダウンコート。薄手ながら保温性が高く、シンプルでスッキリとした見た目はビジネスシーンでも使いやすい。
[今回のスタッフ]スタイリスト 星 光彦本誌をはじめ、ファッション誌やタレントのスタイリングを手掛ける。仕事と育児に奮闘する新米パパ。最近忙しく娘と遊べていないのが悩み。
ヘアメイク 田畑裕大
東京・表参道のサロン「アルファラン」で勤務する傍ら、フリーランスのヘアメイクとしても活躍。サロンの予約は03-6450-6583まで。
清水将之(mili)=写真 星 光彦=スタイリング 田畑裕大(ALFALAN)=ヘアメイク