OCEANS

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中学高校時代を暮らしたのは、お父さんの実家がある岡山県。従って、標準語より先に岡山弁を習得した。
「仲のいい友達と喋っているときは岡山弁が出ますね。『わやじゃが』とか。あ、『すごいじゃん』っていう意味です」
4歳頃、岡山に帰省した際の写真。
さぞや、美味しかったんでしょうね。おにぎりのCMに起用したいぐらいの表情だ。
また、3歳からピアノを習い始め、日本に移住後は中学1年生からフルート、高校1年生からチェロ、さらに大学に入学してからギターを練習しているという。
フルートとギター、同時に演奏できたらすごい。
聴く音楽は洋楽のみで、マルーン5やノラ・ジョーンズがお好きとのこと。
とくに好きなのが、小学生の頃に流行ったこの曲。
じつは玲奈さん、飲食店のアルバイトは初めて。そのため、最初の頃はワインの開栓もおぼつかず、お客さんに開けてもらっていたという。
「このお店のお客さんは、みんなやさしくてフレンドリー。それまで、若干コミュ障気味だったんですが克服しました」
今では慣れたもの。
ここで、面白いワインボトルが目に入った。ラベルには「SEIKEI ORIGINAL WINE」とある。店のオーナーが成蹊大学出身という縁で、成蹊学園のオリジナルワインを置いているそうだ。
こんな素敵な店を作ったオーナーに敬意を評して、お代わりはこれにしましょう。
中身は山梨県勝沼町の白百合醸造の白ワイン。
「ワインとのマリアージュにBean to Bar Chocolateはいかがですか?」と玲奈さん。
こちらである。
都内に何店舗か展開するチョコレート専門店、「Minimal」から仕入れたものだった。お値段はカカオ豆の産地ごとに500円か1000円。500円のほうを注文した。
高級チョコなので量は控えめ。
少ないながらも、話を聞かせてくれた皆さんとひと口ずつシェアした。
さて、楽しい時間はあっという間に過ぎる。店のますますの繁盛とプロポーズの成功を祈りつつ、お会計。
最後に、玲奈さんからのメッセージをどうぞ。
大学で専攻しているポルトガル語で「ポルトガルのワインは美味しいよ!!」。
 
【取材協力】
立ち呑みばっかす
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
www.facebook.com/kichijoji.standingbacchus/
石原たきび=取材・文


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