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2018.09.08

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世界最高峰の実力!キリンの隠れた名作ウイスキーが全国区へ

早いものでもう9月。暑い日はビールやサワー系などのスカッとした酒が旨かったが、これからやってくる秋の夜長には、ゆっくり楽しめる1杯がいい。
そんなときはやっぱりウイスキー。しかも随所にクラフトマンシップを感じる国産のプレミアムなヤツなら、なおさらオツってもんだ。
そして今、“旬”なのを選ぶなら、キリンウイスキー「富士山麓 シグニチャーブレンド」は外せない。
「富士山麓 シグニチャーブレンド」700ml オープン価格/キリンウイスキー(キリンビール 0120-111-560)
もともとこちらは、キリンの蒸溜所にあるファクトリーショップと、オンラインショップだけで限定販売されていたもの。ファンからの好評の声に応えて全国販売されることになった傑作だ。
国産ウイスキーと聞けば、まずは「山崎」や「白州」などで知られるサントリーや、ヒゲのおじさんでおなじみのニッカウヰスキーといった名前が挙がるかもしれない。
だが、その両者に負けない勢いを見せているのが、キリンのウイスキー。2017年にはキリンのグレーンウイスキーが“世界最高峰”に認定されたり、ウイスキーづくりのキーマンであるブレンダーが“世界最優秀”に選ばれたりと、国際的なコンテストで立て続けに輝かしい実績を残しているのだ。

そんなキリンが満を持して全国展開する「富士山麓 シグニチャーブレンド」は何がスゴいのか。3つのキーワードから解説していこう。
ひとつめはキリンが誇る「富士御殿場蒸留所」。富士山のふもとにあり、今年で45周年を迎える歴史ある蒸留所だ。富士が生み出す伏流水、冷涼な気候と、立ちこめる霧による高い湿度、そして雄大な森林に浄化された空気。ウイスキーの味わいを左右する自然条件に恵まれた、理想の環境がそろっている。
また、ウイスキーのもとになる原酒には、大麦麦芽だけで作った「モルトウイスキー」と、コーンや小麦麦芽などさまざまな原料で作られる「グレーンウイスキー」の2種類があるのだが、その両方を製造し、仕込みからボトリングまでを一貫して行える富士御殿場蒸留所は、世界でも非常に珍しいそうだ。

ふたつめのキーワードは、「マチュレーションピーク」。これは、ウイスキー原酒が持つ香味的特長や個性が最もよく表れている状態(円熟期)のことを指す。さまざまなタイプの原酒を作り分けることができる蒸留所だからこそ、熟成年数にとらわれずに、それぞれのピークを見極めてピックアップすることができる。

そして、ウイスキー製造における最重要工程のひとつ「ブレンド」が、3つめのキーワード。先述のとおり、キリンには世界最優秀に輝いたマスターブレンダー・田中城太氏がいる。特徴の異なる複数の原酒を絶妙なバランスでブレンドし、唯一無二の味わいを持つプレミアムウイスキーが作られるのだ。

ちょっと説明が長くなってしまったが、結論、ものすごく美味いウイスキーが身近になるということ。
テイスティングしたうえで特長的だったのは、フルーティーで華やかな果実香、なめらかで芳しく甘い樽熟香、そしてエレガントでバランスの良い熟成香、これらが織りなす複層的で奥深い味わい。
季節の移ろいや価値観の変化に思いを馳せながら、この秋は“隠れた本物”をじっくりと味わってみては?
 
[問い合わせ]
キリンビールお客様相談室
0120-111-560
www.kirin.co.jp
中山秀明=文


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