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学習系の習いごとは、“オレ”も楽しむ

一方で、小学校に向けた準備として意識しなければならない習いごとのジャンルもある。公文、学習塾、そして小学校で必須教科となる英語、プログラミングだ。これらは、投資発想で、かつ、直近の小学校から高校、大学受験に直結する、より「現実的な習いごと」だ。
特にプログラミング。「子供のうちにエンジニアの訓練をさせられるのか!?」と大きな勘違いをしているオトーチャンズ、ちょっと待て。プログラミングといっても、いきなり難解なコンピューター言語を入力したりするわけではない。その前段階の「論理的思考」の養成のための体験学習がメインだ。
例えば、「赤いブロックを置くと、ロボットが右に進む、青いブロックでロボットが前に進む」と行った具合にブロックやロボットなどを使って、操作と反応の仕組みを体感しながら「次はこうなる」という論理的思考を養っていくものである。
とてもゲーム性が高く、オーシャンズでもいくつかの記事で最新のツールを紹介している。
【参考記事】
・読んで、切って、動かす! 進化系知育トイ「toio」が面白い!!
https://oceans.tokyo.jp/lifestyle/2018-0501-4/
・想像以上にハイレベル? プログラミング教育の“現場”に潜入
https://oceans.tokyo.jp/lifestyle/2017-0622-2/
これらは、ある種のゲームコンテンツなので、大人も楽しめ、子供も感覚的に操作を理解しながら物事を進めている楽しさを覚えていく。
そう、この手の学習系の習いごとはオトーチャンズ自ら楽しめるかがポイントになる。プログラミングはもちろん、英会話も、自分も復習がてら勉強してみたり、公文でひらがなを書く練習があれば、自分もこの機会に「美文字」を目指して一緒にやってみる、など、子供と一緒に楽しむ時間をつくることができれば、将来のためにもなり、子供と同じ目的を持った楽しい時間消費にもなる。家計と時間に余裕があればぜひ取り組んでみたいジャンルだ。

とはいえ、習いごとは家計に直結する。一方で、忙しい夫婦の空き時間を作るための預かり保育的な一面もあったりする。総合的に考えれば、家計の余裕の範囲内で積極的に習いごとを取り入れ、子供のためだけではなく、家族みんなで目的をともにする時間にしたいものである。さあ、今一度、家族で意味ある習いごとについて考えてみよう。
島崎昭光=文 asacom.=イラスト


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