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「看板メニューの『白麗茸』、超美味しいですよ!」と沙月さん。
勧められるままに「はくれい茸の炙りカルパッチ」(600円)を注文。
おそらく「カルパッチョ」のことだろうなと考えつつ、待つこと数分。白くて麗しいきのこが運ばれてきた。もちろん、初めて食べる。
これが本気で絶品だった。
「長野の有坂きのこ園が作っている白麗茸です。八ヶ岳のレストランで食べて感動したので、シェフにお土産として渡したら看板メニューになりました」
有坂さんによる「かんたんレシピ」。
この店には田中オーナー、沙月さん、そして写真は撮らなかったが厨房にフレンチ出身の木澤シェフがいる。思わず「シェフを呼んでくれ」と言いそうになった。
他にも、店内にはビールがらみのグッズや貼り紙が数多く見られる。
木澤シェフの知り合いが作っている「BEER缶スピーカー」。
お得なハッピーアワー。
ビールシーンで使える英会話集。
沙月さんが貼った「ビールを渇望する猫」。
最後に、この店にあるビールの中で沙月さんが一番美味しいと思うものを紹介してもらった。
「世界には美味しい地ビールがたくさんありますが、やっぱりうちの12種類の樽生が最高です。中でも私が好きなのは、新潟のスワンレイクビールさんが限定で造っている『#B- IPA』。ああ、でも他にもあるんですよ。話し出したら止まりません」
こちらは現地ベルギーまで飲みに行ったという「ボン ヴー」。
看板娘のブレないビール愛に、深く頷いて店を出たのであった。
では、読者へのメッセージをどうぞ。
猫ときのことビールLOVE。
【取材協力】
地ビールハウス 蔵くら
東京都千代田区鍛冶町1-4-6 東京神田ビル3F
電話番号: 03-6206-8866
http://j-beer.com
石原たきび=取材・文


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