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2018.07.17

時計

いつか我が子に贈りたい、タイムレスで渋いゴールドの腕時計

年を重ねて妙に気になる、重厚なゴールドの腕時計。今の枯れ感に、なんだか似合う気がする。そして、タイムレスなものほどいい。いつかは我が子に、という気持ちも芽生えてきているしね。

IWC
IWC/ダ・ヴィンチ・オートマティック “150 イヤーズ”
向こう150年歓迎されるタイムレスな顔と高性能

K18レッドゴールドケース、40.4mm径、自動巻き。197万円/IWC 0120-05-1868
10層以上重ねて塗装されたラッカーダイヤルとアラビアインデックス、ドーム型風防に青焼きされたスチール針、そしてサントーニ社製のアリゲーターストラップ……。
上品でいて、そこはかとない重厚感を感じさせるダ・ヴィンチのジュビリーコレクション。搭載する新開発の自社キャリバーは、負荷のかかるパーツにセラミックスを採用。
外見のクラシカルさと裏腹に、先端の技術が用いられる。
 

GRAND SEIKO
グランドセイコー/キャリバー9F 25周年記念限定
セイコースタイルで見せるコンビ使いの可能性

SS×K18YGケース、縦46.2×横40mm、クオーツ。50万円/セイコーウオッチ 0120-061-012
YGのベゼル&シャンパンゴールドのダイヤルに、ステンレススチールを組み合わせたレトロな風情。
これが品良く繊細に映るのは、’67年に登場した名作44GSを元祖とするセイコースタイルを踏襲したケースに収まるからと言っていい。
「クオーツを超えたクオーツ」と呼ばれるキャリバー9Fの誕生25周年を記念する本作は、精度を年差±5秒に詰めた特別版を搭載している。
 

BREGUET
ブレゲ/クラシック エクストラ-フラット 5157
緻密な技がさえわたる、貫禄十分な極薄時計

K18ローズゴールドケース、38mm径、自動巻き。203万円/ブレゲ ブティック銀座 03-6254-7211
高級時計界で高い技術力の証しでもある「エクストラ-フラット」モデル。自動巻きムーブメントでケース厚5.45mmはそのトップクラスだ。
それでいて、同社が得意とするフルート装飾(=コインエッジ)やクル・ド・パリの手彫りギョーシェ、アイコンのブレゲ針など、クラシカルなディテールも満載。アクセは不要、1本着けているだけで十分な貫禄を醸せる。
 

CARL F. BUCHERER
カール F.ブヘラ/マネロ ペリフェラル
ライトブラウンが金に与える柔和な存在感

K18ローズゴールドケース、43mm径、自動巻き。220万円/ブヘラジャパン 03-6226-4650
ルツェルンのマニュファクチュールが巻き上げ効率を誇るのが、ムーブメントの外周を周回するユニークな「ペリフェラル(=周辺の)ローター」を持つ自社キャリバー。
搭載するのは、くさび形インデックスがクラシカルなモデル。
色使いのセンスに長けるブランドだけあって、ライトブラウンのアリゲーターストラップとのマイルドな組み合わせが金の新たな表情を伝える。
 
※本文中における素材の略称は以下のとおり。
SS=ステンレススチール、K18=18金、YG=イエローゴールド
 


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