「左脳を刺激する! オッサンIT化計画」を最初から読む段ボール工作をSwitch本体やコントローラー(ジョイコン)と組み合わせて多彩な遊び方ができるだけでなく、「Toy-Con(トイコン)ガレージ」という自作プログラムが作成できる場まで用意されている「Nintendo Labo(ニンテンドー ラボ)」(
前回・
前々回の記事を参照のこと!)。
初心者でも簡単に、しかも楽しくプログラミングの基本を学べるので、子供の教育にも最適なガジェットだ。とはいえ、教育の道具として使うためには、まず大人が使い方を理解しておきたいもの。今回は子供の前で大きな顔ができるように、少しだけ複雑なプログラムに挑戦しながら、「ニンテンドー ラボ」らしくプログラミングと工作が融合した“遊び”を追求してみたい。
「ノード」をつないでプログラミング。とにかく楽しい「トイコンガレージ」
さまざまな役割を持つ「ノード」と呼ばれるパーツを線でつなぐことで、プログラミングを行う「ニンテンドー ラボ」の「トイコンガレージ」。
例えば「ジョイコンを振ったら(信号を出す)」というノードと、「(信号を受けたら)画面が光る」というノードのふたつを配置し、線で結ぶだけで、「ジョイコンを振ったら、画面が光る」というプログラムが完成する。ちなみに信号を出すノードを「入力ノード」、信号を受けアクションを起こすノードを「出力ノード」と呼ぶ。
たったこれだけでも、ファミコン世代にとっては十分に感動的なのだが、ネット世代の子供たちを前にして、この程度で満足していては、大人の威厳を保つのが難しいかも……という懸念もある。ここはひとつスキルアップも兼ね、もう一歩進んだプログラムに挑戦してみたいところだろう。
そこで、ただ画面が光るだけではなく、「ジョイコンを振るごとに、光る場所が順番に変わる」というプログラムを組んでみることにした。なお、操作方法やノードの種類など「トイコンガレージ」を使ったプログラミングの基本を詳しく知りたい人は、
前回の記事をあわせて参照してほしい。
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