日本ではあまり馴染みがないが、ヨーロッパ、特に貴族やセレブの間では野外でシャンパンを楽しむ“外シャン”は当たり前。
英国王室主催の競馬、ロイヤル・アスコットにおけるピクニックで、モナコでは地中海に浮かぶクルーザーでF1観戦をしながらクイクイやるわけです。
そして、貴族やセレブでない人たちだって日常的にカフェのテラスでカジュアルに楽しむ文化がある。
開放感があって気持ちいい! というのもあるけれど、シャンパンは空気に触れると味わいが変わるもの。
街路樹の緑や海の潮風の香りなど、部屋の中とは確実に違う、自然のアロマが風に乗って運ばれて、シャンパンそのものの香りとともに口から鼻へと抜けていく。
早朝の冷たい空気のなか、灼熱の太陽の下、優しい夜風に吹かれながら。
時間によっても変化する外気の影響をダイレクトに感じながら飲む一杯は、大げさに言えば地球の味がする。なぁんてロマンティックな気分になれるのも“外シャン”の魅力なんですよね。
「太陽の下で」がよく合う“夏シャン”の定番といえば、「モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル」だ。これは氷を浮かべて初めて完成するシャンパンで、マンゴーやグアバを思わせるフルーティな甘みが、アウトドアリゾートに心地良くマッチする。
オススメの飲み方は、ワイングラスにアイス アンペリアルを注いだあとに氷を3つ入れる。繊細な泡が立ち、より豊かな味わいに。
では、日本のどこで“外シャン”が楽しめるのか、その一部をご紹介。
気分が良ければ酒は進むから……
フリーフローで思う存分満足できる2つの“外シャン”サービス
キャンプ場で、ボートの上で、最高のランドスケープをツマミに“外シャン”を思う存分堪能できるサービスをピックアップ。優雅な気分に浸れる最高の贅沢を、この夏の思い出にいかが?
星空が最高のツマミ
ここはもはやシャンプ場か?
グランピングの新しいカタチ、“巡業型アウトドアホテル”のザ・キャラバン。
週末限定で稼働し、キャンプ施設として整備されていない自然の中で、ホテル品質のサービスを用意してくれるというもの。
宿泊先となる現地の旬な食材を使ったコースメニューにモエ・エ・シャンドンのシャンパンをはじめとしたドリンクをフリーフローで提供。巡業する場所も、桜や紅葉など四季が感じられる“旬な土地”。
星空の下で、それらの旬を楽しみながらシャンパンを堪能する。最高に贅沢だ!
ザ・キャラバン03-6382-6545料金/10万円〜(2名1室)https://wonderwanderers.com※次回は、長野・信州近郊にて8月上旬に開催予定 潮風が最高のツマミ
言うなればオーシャンパン?
小型クルーザーを少人数で貸し切り、日本橋からお台場までのコースをクルーズしながらモエ・エ・シャンドンをフリーフローで楽しめる「エドベンチャークルーズ」。
夏の太陽の下で飲むのも良し、ライトアップされたレインボーブリッジや高層ビル群などの夜景を楽しみながら味わうも良し。
潮風をツマミに優雅なひとときを。上部で紹介した、アイス アンペリアルの夏季限定フリーフロープランも用意。
エドベンチャークルーズ03-6869-9806営業:10:00〜21:50 料金:1名80分 1万1000円(夏季限定のアイス アンペリアルプランは1名80分 1万3000円)※日本橋もしくは勝どきで発着、要予約操縦士付きボートをレンタルしてシャンパンを持ち込めば、
いつでも思う存分楽しめる!ボートレンタルを活用すれば、もっと自由に “オーシャンパン”を楽しむことができる。例えば、ヤマハのボートレンタルシステム、「シースタイルライト」なら船舶の免許を持っていなくても、操縦士付きでボートをレンタルできるので、好きなシャンパンを好きなだけ持ち込めば、あとは気の向くままに海上をクルーズ。仲間たちと思う存分、ボート+シャンパンのペアリングが楽しめるというわけだ。
ヤマハ シースタイルライト0120-730-344https://sea-style.yamaha-motor.co.jp/light 川崎一真(SIGNO)=写真(静物)