自分らしいメガネ、それはきっとパーソナルな部分にあると思う。仕事、趣味、ファッションの好み……。数あるメガネから自分らしい1本を選び、シーンや気分に合わせて楽しく“着替える”。
PCに張り付き何時間も過ごすことがある筋金入りのビジネスパーソン髙城太郎さんが、自由な意思と感覚で楽しみ尽くす。
髙城太郎さん Age 38職業: 外資系企業勤務
家族構成: 妻と3人の息子
好きなスポーツ: サッカー、サーフィン
憧れの有名人: 高倉健、高田純次
たかぎ・たろう●1980年生まれ。誰もが知るヘルスケア製品を扱う企業にて勤続14年、今はコーポレート・ストラテジー(経営戦略)部門に籍を置く筋金入りのビジネスパーソン。8歳、5歳、3歳の3人の息子さんを持つオトーチャンでもある。「兄弟3人、見ている分には面白いけど皆やんちゃで大変です(笑)」。学生時代はサッカーに勤しみ、サーフィンに凝っていた時期も。最近の主なアクティビティは家族で行くキャンプ。
「年を重ねて出るシブさ、憧れます」
「タイプは違いますが、高倉健さんや高田純次さんみたいな“シブい大人”に憧れます。こんなシルバーの丸メガネはいかにも大人だし、使い込むうちに味わいも出てくるんじゃないかなと思って」。
ルノアを立ち上げたゲルノット・リンドナー氏による新ブランドで、素材にはバネ性と剛性を併せ持つスターリングシルバーを使用。
このメガネには通常シルバーの経年変化を防ぐために特殊コーティングが施されているが、実はこれを“施さない仕様”も選択可能。当然、髙城さんは「経年変化を楽しみたい派」とのこと。
「大好きなんです、海。だから……」
海の夕日の色を感じさせる、オレンジレンズ×ゴールドのメタルフレームのサングラス。
「定番ブランドのサングラスもいいですけど、こんなクセのあるデザインのものに着替えると気分が高まります。最近ご無沙汰ですが、サーフィン活動を再開したくなってきますね。いや、気分だけでも十分かな(笑)」。
フロントのツーブリッジが個性を感じさせる1本だ。
「基本は内勤。だから頼もしい仕事道具」
PCに張り付き何時間も過ごすことがある髙城さんにとって、このメガネは必携とか。
「ブルーライトカットレンズにも変更できる(別途5000円)。コイツを掛けていないとやっぱり疲労が溜まる気がします。しかも、マグネットでサングラスを装着できる点が秀逸。これならオフィスを出てすぐにメガネを着替えられますね」。
メガネは黒フレームで、サングラスのフレームはべっ甲調だ。
「子供が触ってもハラハラしないサングラス」
「育ち盛り、遊びたい盛りの男の子が3人いますから、メガネの保管にはことのほか気を使います。サングラスも高価なものは大事にしまったり。ただ、気軽なトイフレーム的サングラスなら、子供が触っていても安心ですね。だからといって踏まれてもOKってワケじゃありませんが(笑)」。
ウェリントンやボストンといった定番デザインのフレームが髙城さんの好みだとか。
清水将之(mili)=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 菊池陽之介=スタイリング SHUTARO(vitamins)=ヘアメイク