思い切り「遊び」を楽しむオーシャンズな男たちにとって、ホテル選びは二の次か? いや、束の間の安息の地となるホテルにこだわってこそ理想とするハワイ旅は完成するのだ。間違いなくオススメできる、オアフのベストステイをご紹介。
再開発が進むワイキキの中心地、クヒオ通りに誕生した「ザ レイロウ」。
ハワイの’50年代とミッドセンチュリーのモダンなスタイルを融合させた空間は、2017年のオープン直後から話題となり、この通りを象徴するほどの存在感を放っている。
ボタニカル柄に気分高まる、好立地のデザイナーズ
ザ レイロウ オートグラフ コレクション
どこを取ってみてもサマになる内装は、ポートランドのデザイン会社によって手掛けられたもの。
特にモンステラのウォールペーパーで彩られた、ホテルを代表する鮮やかな壁面は、SNS映え必至の美しさ。女性に大人気な理由もうなずける。ここでは我々も気負わずに撮影を楽しんでみたい。
ハンギングチェアでゆらゆらがお約束
ロビー階に上がると、洒落たデザインのインテリアが迎えてくれる。例えば、フロントの壁にずらっと飾られたフラドールは、’50年代のハワイの土産物として有名だったことから、ここに並んでいるというわけ。
チェックインを待つ間は、ハンギングチェアでくつろいでみよう。ただし同じことを考える人がいて、時たま順番待ちになるほどの人気だから要注意。プールサイドのショップでは、アパレルからアクセサリーまで、ローカルの作品が揃う。
どこを撮っても絵になる
オープンエアのカフェ&バー
メインダイニングは、パシフィックリム料理の「ハイドアウト」。朝食からディナーまで提供するオープンエアの空間だ。朝食の人気メニューは「ロコモコ」($18)や「エッグベネディクト」($17)など。リゾート感たっぷりの白砂を敷いたソファ席でいただこう。
日〜木曜の19〜22時は、ライブミュージックが、金・土曜の21〜24時はDJが入る。ローカルのお客さんも多いので、わいわい盛り上がるハワイの夜を心ゆくまで楽しみたい。
熊谷 晃=写真