次の週末、どこ行く? 何する? 子供からの質問に、そこのオトーチャン、どう答える? 答えに窮するのならばこの連載を参考に。オトーチャンの面目躍如にひと役立ちます、日本全国アソビ場レビュー。どこに行くか、まずは3つの見出しから探してみて!
☑世界の鈴鹿で、オレも子供も“セナ”になれる!
☑世界初の“操縦できるコースター”がオープン
☑0歳も楽しめる、全世代対応型の遊園地である
鈴鹿サーキット モートピア 住所:三重県鈴鹿市稲生町 7992 電話番号:059-378-1111 開園:10:00~17:00 無休(季節・曜日によって異なる)www.suzukacircuit.jp/motopia_s/
観るだけじゃない! 鈴鹿は誰もが“乗れる”サーキットである
アイルトン・セナ、アラン・プロスト、鈴木亜久里、シューマッハ……これらの名前にピンと来たF1世代にとってトクベツな遊び場となるのが鈴鹿サーキット。ここにはモートピアという遊園地が併設されていて、立派な親子の遊び場となっていることをご存知か? チャレンジをテーマにしたアトラクションが多く揃うなか、今年3月、新たに登場したコースターが早くも人気を集めている。
世界初! 自分で操縦できるバトルコースター誕生
セナとプロストが激闘を繰り広げた鈴鹿サーキット国際レーシングコースをイメージして作られた「DUEL GP」は、ふたり乗りのレーシングカー型コースターに乗って遊ぶアトラクション。基本はレールの上を走っていくのだが、自分でハンドル操作をしないとちゃんと進むことはできず、操作を誤れば車体だけがクルクルクルクル〜とスピンしてしまう。
レールの上をただ走るだけでない操縦する楽しさや、思った以上のスピード感はスリル満点。隣を走るマシンとのレースバトルも白熱すること必至だ。
ちなみに、操縦できるマシンは10種類。ストレートコースが得意な「レッドストーム」やコーナーリングが上手い「ブルータイフーン」といったキャラクター分けがされている。
働くクルマ以上の車両が集まるイベント開催中
5月3日(木)~6日(日)の4日間は「働くクルマ大集合!!」と題したGWにピッタリなイベントも開催されている。これがスゴイのは、消防車やパトカーといった比較的スタンダードな働くクルマに混じって、自衛隊の装甲車や白バイまでがラインナップしていること。しかも搭乗体験までできる。
さらに、警察官や自衛隊などのユニフォームを無料で貸してくれ、記念撮影ができるサービスも。体験しているうちに、子供の将来の夢が見つかるなんてこともあるんじゃない?
本物のサーキットを走れるって知ってた?
また、お盆や正月などには、実際にF1が走るサーキットを愛車で走行できるイベント「サーキット・クルーズ」も行われている。数々の名シーンが繰り広げられてきた国際レーシングコースを体験できるなんて知らなかった! これにはオトーチャンは大興奮だろう。
こんな遊園地だと小さい子供は遊べない?と思いがちだが、「鈴鹿サーキット モートピア」は0歳から遊べる遊園地としても有名。
施設の北側に位置する自然をモチーフにした「チララのハローガーデン」には、ハチになりきって探検できる0〜3歳専用のプレーフィールド「ぶんぶんばちひろば」や、キャラクターとともに空中から自然観察できる「でんでんむし」、高く飛び上がって花の蜜を取りに行く「ぶんぶんばち」などが用意されていて、乳幼児でもバッチリ遊べる。アトラクションはすべて、ひとりで座れるようになった0歳児なら、中学生以上が付き添えば乗車可能。親子だけでなく兄弟姉妹でも楽しめるのだ。
どんな年代の子を持つオトーチャンでも家族で行ける「鈴鹿サーキット モートピア」。どこに行くか迷ったときの候補に入れてみてはいかが?
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