オープンカラーの復権&柄モノの台頭で今季、無視できないのがアロハシャツ。ただし、ともするとヤカラ風、ないしは、アメカジ原理主義オヤジのような、アンチファッション的になりかねない。だから知りたいのは、普通の大人がさらっとセンス良く見せるコツなのだ。
Hint 1
シャツも合わせるボトムスもジャストサイズを
Hint 2
首元は絶対ノーアクセサリー
総柄ゆえに必然的にトップスの主張は強くなる。そのぶん、シャツ&パンツのサイズ感はすっきりさせるのが鉄則。この年でギラついた不良に見えるのはいただけない。
Hint 3
選びも合わせもダークトーンで
アロハの色は各色あれど、選びも合わせも黒などのダークトーンにするだけで、驚くほどコーディネイトが簡単にまとまる。それを応用して、パンツとインナーはそのままに、アロハだけ強い色のものを選んでもうまくいくという、狐につままれたような不思議でうれしい現象が。
Hint 4
“シャツイチ”がまだ早いならロンTレイヤード
季節柄、肌寒いこともある。そんなときは、長袖Tシャツをインしたレイヤードを。袖の生地の分だけ重たく見えるから、Tシャツは明るいトーンのものを合わせてみてほしい。
Hint 5
不良感を更生させたければカーディガンを
優しげな雰囲気を醸せるカーディガンをさらりと羽織れば、アロハ特有の不良感は軽減。むしろ総柄がそのままアクセントとなり、洒落感もアップする。
畑中清孝(UM)=写真(人物)
星 光彦=スタイリング
向後信行(JANEiRO)=ヘアメイク