芸術・科学・スポーツなど、さまざまな分野で比類なき才能を開花させ、歴史に名を刻む天才たち。彼らの背中を追いかけても追いつけない現実を知ってもう随分と経ったけれど、あの時の焦燥は忘れちゃいない。
そんな心のどこかで天才への憧れを持ち続ける大人たちに贈る、珠玉の名品たち。マイヒーローたちのモチーフやフレーバーが付加されたアイテムを身に着ければ、自分の能力もアップする……かも?
「リーバイス ビンテージ クロージング」のジャケット
アインシュタインがアメリカ移住後の1930年代に愛用したレザー製コサックジャケット。その実物をリーバイスが入手し、上質なシープレザーを使って500着だけ限定で復刻した。あの天才もリーバイスを選んでいたなんて、親近感が湧くね。
「ルシアン ペラフィネ」のスウェット
近代アートの礎として、ウォーホルと肩を並べるバスキアの1982年作「ダストヘッズ」を最上級のカットソーに。
「A.P.C.」のニット
上質なピマコットンのみを使い、グラフィックデザイナーのピエール・マリーによる幾何学的装飾を表現したジャカードセーター。どことなく“世界のキタノ”が愛用していそうな雰囲気ゆえ、巨匠に倣ってビッグシルエットで着たい。
「ソフトクリーム」のキャップ
ロックが正義だった俺たちに“レゲエ”という心地良さを教えてくれたボブ・マーリーをプリント。
「リーバイス×アウターノウン」のデニムジャケット、デニムパンツ
サーフレジェンド、ケリー・スレーター率いるアウターノウンとリーバイスの協業。労働者の生活環境改善を目指し、工場建設から使う水を70%削減した染色、100%リサイクル可能な単繊維の生地など、自然を愛する男の理想が詰まったデニムを実現した。
「ジョーダンブランド」のスニーカー
たとえバスケ部じゃなくても、マイケル・ジョーダンの神がかったプレーに舌を巻き、足元をエア ジョーダンで彩った俺たちの’90年代(遠い目)。長年アスリートを支えているゲータレードとのコレクション第2弾として、「エア ジョーダン1 OG HIGH」に鮮やかなフレーバーカラーが加わった。
「ケンゾー」のパーカ&カットソー
YMO以降、あらゆるジャンルの音楽を融合させる、教授こと坂本龍一。クリエイティブ・ディレクターのキャロルとウンベルトも、その類いまれな感性に大いに刺激され、最新コレクションのテーマに据えるほど。ライブ感あるフォトプリントを大胆にあしらう。
今はもう、天才になりたいとは思わない。でも、心のどこかで憧れだけは抱き続けているんだと思う。だからこんなアイテムに心惹かれる。そんな気落ち、わかるでしょ?