電動アシスト機能付き自転車というと、いわゆるママチャリを思い浮かべる人が多いだろう。
保育園の前に止まっているママチャリを見ると、半数以上が電動アシスト機能付きで、その普及率にも驚くのだが、なんと欧州では電動アシスト機能が搭載されたスポーツバイクが爆発的な人気を博しているそうだ。
2016年のヨーロッパ市場全体では電動アシスト機能を搭載したスポーツバイク、eBike(イーバイク)の売上台数が前年比約122%。しかもバイク全体の売上の約9%がeBikeとなっていて、マーケットを牽引しているという。
そして2018年1月より、アメリカ最大のスポーツ自転車ブランド「TREK(トレック)」が、電動アシストクロスバイク「Verve+(ヴァーヴ・プラス)」の日本での展開をスタートさせた。
「初心者の方も安心して乗り始められること」を重視しているので、比較的コンフォート(前傾姿勢になりすぎない)なポジションのフレーム設計となっている。
Verve+が採用しているボッシュの最新電動アシストシステム「Active Line Plus(アクティブ ライン プラス)」は欧米市場で多くのeBikeブランドに採用されている実績のあるユニットで、パワーアシストを使用した際の最大航続距離は約100km! 充電の頻度も抑えられ、週末は長距離のサイクリングにも挑戦したくなってしまう。
フレーム組み込み式のライトは強力で、かつアシスト用バッテリーから電源の供給を受けるので充電いらずという便利さもうれしい。
「自転車通勤したいけど、仕事前に汗をかきたくない」「スポーツサイクルを夫婦で楽しみたいが、体力に自信がない」なんて思っている人もたくさんいるのでは?
そんな人たちに快適なバイクライフを提供するこのVerve+。今後はロードバイクやマウンテンバイクも展開予定。これからバイクライフを始めたい人も、買い替えたい人も、トレックの動向には要注目だ。
[問い合わせ]トレック・ジャパン0798-74-9053