今年は薔薇モチーフが大当たり。シュッとした若造が着るにはちょっとキザすぎるかもしれないけど、年を重ねたオッサンならちょうどいい塩梅だ。
え、それでもまだ抵抗があるって? 大丈夫。先日亡くなった僕らのヒーロー、ECDもカバーした布施明の名曲じゃないけど、君は薔薇より美しいから。
「ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ」のニット
ジャカード織りで全面に薔薇を表現した一枚は気軽に着られるクルーネックのコットン素材。特別な日よりも、何気ない日常に花束を。なんつってネ。
「ローラス」のシャツ
鮮やかな赤の大きなプリントなら、色褪せた生地感やモノトーンベースで。しっかり抑揚をつけるのが失敗しない秘訣。たまにはキザができる大人は素敵だ。でも、無策で挑めばケガをすることも。キレイな薔薇には棘があるのでね。
「ソックム」の靴下
程良い厚みと伸縮性が心地良い、エジプト綿のソックス。パンツの裾から覗かせれば、シンプルなスタイリングでもたちまち華やぐ。
「バンクス」のパーカ
鮮やかすぎない色使い。華やかすぎないデザインワーク。大人サーフなバンクスからも独自の解釈による薔薇服を。
「オーケー」のシャツ
チーフを挿すような感覚で胸元に取り入れたバラの刺繍。着こなしの幅が一歩広がる、ベーシックなB.D.シャツ。そんなニクい演出に思わず関心。
「ロットワイラー×ディッキーズ」のパンツ
慣れ親しんだ定番T/Cパンツ。そのバックポケットにさりげなくあしらわれた薔薇の刺繍。自信がないなら、こんな選択肢からいかが?
「ザ クワイエット ライフ」のTシャツ
いつもの着こなしにさりげなく薔薇を取り入れたい。そこで、ブランドロゴと絶妙なバランスでグラフィックを配したセンスの良いボーターTを。
「カミナンド×ナノ・ユニバース」の靴
シンプルなプレーントウシューズのヒールに咲いたバラの刺繍。カタく見えがちな革靴も、こんな洒落っ気ひとつでグッと和らいで見える。
「ロバート・メープルソープ」の写真集
花を撮らせたら右に出る者はない写真家。ロバート・メープルソープである。彼の主要なモチーフの1つであった「花」の作品を収録した美しい大判写真集。枯れることのない薔薇をぜひ、我が家へ。