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2018.02.02

ファッション

ザ・ノース・フェイスとパタゴニア。我が子にどっちを選ぶのが正解ですか?

街で着るアウトドアウェアが市民権を得た今日この頃。大人のことはコチラの記事でもフォーカスしたが、それを我が子に与える親も急増中。
アウトドアらしいポップなデザインと、アウトドアならではの高い機能性の両立。考えてみれば「街で着るアウトドア」こそ、子供服における理想の条件を満たしている、とも言えるのだ。
で、なかでも人気だったブランドがザ・ノース・フェイスとパタゴニア。
0歳から8歳まで、この2大ブランドを愛用する4人のキッズの着こなしを見ながら、愛される理由を紐解いていこう。

個性派なお洒落キッズは「ザ・ノース・フェイス」のアウターに夢中!

名作ダウン「バルトロ ライト ジャケット」で、大人の「街で着るアウトドア」代表格として圧倒的な地位を確立したザ・ノース・フェイスは、キッズでもやはり、ぬくぬくで高い保温性を誇るアウターが人気。
裏ボア付きの迷彩アウターをおソロで着こなす碧くん(左)と輝くん(右)。同じアウターなのに雰囲気が違って見えるのは、碧くんはリブパンツとスポーティなスニーカーでアスレジャー風に、輝くんはストライプパンツで上品にまとめているから。

一着の汎用性の高さがわかる兄弟スタイルサンプル。胸の黄色いロゴもナイスアクセントだ。
中村方信さん(35歳)、あかねさん、碧くん(6歳)、輝くん(4歳)
 
アウトドア×トラッド×スポーティ。この懐の深さも“ノース”の魅力

ジャケットもシューズもザ・ノース・フェイスで揃えた茉花ちゃん。中綿入りで軽量かつ保温性に優れるキルティングジャケットはインナーダウン着想のノーカラーデザインで、どこかモードでイマドキなムードだ。そこにチェックのパンツを合わせる高等テクニック。
川田大輔さん(38歳)、茉花ちゃん(8歳)
さらに、ボーイッシュなベースボールキャップとレモンイエローのニットが、キッズらしいハツラツとした雰囲気を演出。このコーディネイト術、タダモノじゃないな!?
 

シンプルリッチなキッズは「パタゴニア」がお気に入り

プロダクトが格好いいだけでなく、エシカルでエコロジカルな企業姿勢にも魅力あり。そこに共感するファミリーからの支持率ではパタゴニアが優勢か。
初めての冬を過ごす一楓くんは、裾リブ付きのベストを愛用中。耐風性に優れる特殊シェルの中には、リサイクル素材を使った「サーモグリーン・ポリエステル」を封入。文句なしの保温性とベストゆえの動きやすさで、快適な冬を満喫中だ。

汚れの目立たないダークトーンの格好に、ポップなカモフラ柄がナイスアクセント。装いをパッと明るくしてくれている。シンプルなアイテムをモードに着こなす両親とのバランスもバッチリだ。
前岡大介さん(45歳)、晶代さん、一楓くん(0歳)
「キッズフリース=パタゴニア」ともいえる街角のリアル

アウトドアアイテムを巧みにコーディネイトに取り込む両親を持つ敬翔くんは、パタゴニアのフリースを。
名作「スナップT」の魅力を知る世代としては、パタゴニアのシンチラ(=フリース)は特別な存在。キレイな色使い、暖かさ、軽さ、そして扱いやすさ。ある意味、シンプルリッチな普段着の代表を我が子に、というのはオーシャンズ世代にとっていわば当然か!?
実際、街角のパタゴニアユーザーの多くが、このフリースアウターだったことも興味深い。丸洗いOKの手軽さなど、子供にとってパタゴニアのフリースは、大人以上に重宝する存在なんだろうな。
舘野佑基さん(32歳)、睦美さん、敬翔くん(1歳)
 
「街で着るアウトドア」の2大巨塔を比べて見えてきたのは、シンプル派のパタゴニア、個性派にはザ・ノース・フェイスという支持率の傾向だ。どちらを選ぶか。迷ったときは、この“街角のリアル”を参考にしてみては?


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