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2018.01.24

ファッション

なんとなく、クリスタル、な犬のペーパーウェイトと、なんとなく……。

仕事に、趣味に勤しんでいるオッサンだって、ときには癒されたいこともある。そんな想いを汲んでかはさておき、あの世界的なラグジュアリーブランドから、なんだかほっこりするアニマルアイテムが登場した。
 

「サンルイ」のペーパーウェイト

H6.2㎝×8.8㎝径 56万円/エルメスジャポン 03-3569-3300
鉛を含んだ透明度の高いガラス。いわゆる「クリスタル」を、1781年にヨーロッパ大陸で初めて製造したのがフランスのサンルイだ。ルイ9世の別称“聖王ルイ(サンルイ)”をブランド名として賜った、格調高きクリスタルメゾン。
そのコレクションはグラスからシャンデリアまでという幅広いものだが、19世紀半ばに生まれ、芸術家や王室の人々を魅了してきたのが小さなペーパーウェイト。職人の手により生まれる“小宇宙”はまさに技術と創造力の結晶である。
細部まで丁寧に作り込まれた犬が収まる新作がこちら。自宅でもオフィスでも、書類の守り役としてこんな愛らしい“番犬”を飼ってみるのも一興。何せ2018年は戌(いぬ)年ですから。
 

「ディオール オム」のキーホルダー、ネックレス

6万8000円/クリスチャン ディオール 0120-02-1947
2008年にクリス・ヴァン・アッシュがディオール オムのアーティスティック ディレクターに就任して10年が経つ。そんな節目の年に登場したテディベアのキーホルダーとネックレスには、メゾンの創生からアシスタントとして関わってきた彼のキャリア、そして特別な想いが“くま”なく表現されている。
6万8000円/クリスチャン ディオール 0120-02-1947
シックなマットブラックのボディ、その腕にはブランドのワードローブを象徴するレッド×ホワイトのライン。可愛いテディベアをモチーフにしつつ、どこかストリート感を漂わせる仕上がりに。若い頃の反骨心や熱い気持ちを刺激してくれるようなアクセサリーだ。
 
たとえ大人になったとしても、動物の愛くるしい姿を見ているとなんだか顔がほころぶ。ぬいぐるみを我が子に買ってあげる立場となった我々は、こんなラグジュアリーな動物アイテムが欲しくなる。
 
鈴木泰之=写真 鈴木淳子=スタイリング


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