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2018.01.20

ファッション

今知っておくべき24のアイウェアブランド【時代編】

名前くらいは聞いたことがある、そんなブランドは結構あるんじゃない? でも、その歴史やポリシー、生産背景まで深く理解すればより愛着も増すと思う。
そこで、いい大人が今知っておくべき優良銘柄24本をカテゴリー別に紹介。今回は、今をときめく新進気鋭なアイウェアと世界的な老舗のアイウェアを取り上げたい。
 

UP-COMING
アイウェア業界でも、新陳代謝を促す新進気鋭のブランドがバンバン登場している。なかでも注目したい逸材たちをピックアップ。若いヤツの勢いを知らずして老けこんでなんかいられないぜ!

JACQUES MARIE MAGE ジャック・マリー・マージュ
メガネ4万9000円/ブリンク外苑前 03-5775-7525、ニット3万8000円/A.P.C. 03-3710-7033
2015年、ジェロム・マージュがスタートさせたジャック・マリー・マージュ。本拠地とするカリフォルニアのラグジュアリーなプロダクトデザインを手掛けてきた経験から、斬新なアイデアを次々と反映させたアイテムが、昨今のアイウェア業界を騒がせている。
なかでもクラシックアイウェアに範を取りながら10㎜厚のアセテート生地から削り出したプラスチックフレームの迫力は、実に衝撃的だ。
 
10 EYEVAN 10 アイヴァン
メガネ6万4000円/アイヴァン PR 03-6450-5300、コート5万8000円/サタデーズ ニューヨークシティ 03-5459-5033、パーカ1万2000円/グッドオン(ビーグッドカンパニー 03-3791-1847)
2017年に始動したばかりのブランドだが、その母体は言わずと知れたアイヴァン 7285。
「美しい道具」をブランドコンセプトに掲げ、美しい道具は美しいパーツの集合体という考えのもと、10の特別なパーツを作り出した。それらを駆使した繊細なアイウェアは妥協なき最高の完成度を誇る。
 
AHLEM アーレム
サングラス5万円/グローブスペックス ストア 03-5459-8377、パーカ2万9000円/コムフィ(ロストヒルズ 03-6809-5582)
デザイナーは、フランス出身のアーレム・マナイ・プラット。彼の根底にあるのは、フランスならではの美意識とモノ作りへの情熱だ。そこに、現在拠点とするLAのリラックス感を注入したのがアーレム。
メガネの生産地として有名なフランス東部のジュラ地方の職人が、すべてハンドメイドで作り上げるアイテムは、上品で控えめなデザイン。そのため、掛け手の個性を消すことなく、パーソナルな魅力を引き出してくれる。

 

HISTORICAL
積み重ねてきた確かな技術は、やがて周囲からの厚い信頼を得ながらブランドの長い歴史を紡ぐことになる。その実績は色褪せることなく、時代を超え今なお愛されているのだ。それを体現する老舗5ブランドを紐解いていく。

MOSCOT モスコット
2万7000円/モスコット トウキョウ 03-6434-1070
モスコットといえば、かつてはアンディ・ウォーホルも愛用し、ジョニー・デップがモスコットのヴィンテージを掛けたことでも有名だ。
そのブランドの歩みは、NYで1899年から荷車に既製品のメガネを載せて販売するところから始まる。1915年には店舗として創業し、今もロウワー・イースト・サイドのシンボルとして運営。ちなみにこちらのレムトッシュは、ブランドの看板モデルとの呼び声も高い名作である。
 
PERSOL ペルソール
2万9000円/オブジェ・イースト 03-3538-3456
イタリア空軍向けにゴーグルなどを開発・販売していたジョゼッペ・ラッティが、1938年にトリノで創業。その背景からも分かるように、当時から技術的研究に余念はなく、UVカットレンズを世界で初めて採用したことや、曲がることで掛け心地に寄与するメフレクトテンプルの発表はいまだに語り草だ。
近年では、マルチな才能を持つヴィンセント・ギャロをイメージキャラクターに起用し、特徴的なデザインを色濃く残した、より現代的なコレクションも展開している。
 
OLIVER GOLDSMITH オリバー・ゴールドスミス
3万2000円/G.B.ガファス大阪堀江 06-4395-5709
1926年、英国でべっ甲のフレームを作る会社としてスタート。その後、英国軍の指定工場として業績を上げ、戦後の英国ファッションカルチャーの流れのなかでアバンギャルドなデザインが脚光を浴びる。その一方、ブラックの無骨なセルフレームも人気を博した。
’90年代に一度休眠するも、2005年には待望の復活を遂げ、現在は3代目のアンドリュー・オリバー・ゴールドスミスが伝統を継承している。
 
OLIVER PEOPLES オリバーピープルズ
3万1000円/オリバーピープルズ 東京ギャラリー 03-5766-7426
オリバーピープルズを抜きにして現在のクラシックムーブメントは語れない。彼らが起業した1987年当時、市場はカラフルで近未来的なデザインが主流だった。
しかし、ヴィンテージアイウェアに着想を得た作り込み豊かなアイテムが共感を生み、大きな潮流を生み出したのである。上質なアセテート素材、丁寧な細工が施されたメタルパーツなど、隅々からアイウェアに対するリスペクトが窺える。
 
RAY-BAN レイバン
2万1000円/ミラリ ジャパン 03-3514-2950
レイバンを創業したのは当時、光学分野に参入していたボシュロム社である。米陸軍航空隊の飛行士から、眩しさを防ぎながら高い視認性も確保できるレンズの開発を依頼され着手。その完成品がのちに市販化され、ティアドロップ型のサングラスとしてヒットすることになる。
その実績により“レイバンブランド”が確立。ウェイファーラーやクラブマスター、オリンピアンなどの銘品を生み、誕生から80年以上たった今も世界で最も知られたサングラスブランドとして君臨している。
 
斬新なアプローチでアイウェアに新たな概念を加えるブランドもあれば、古き佳き伝統を今に伝えるブランドもある。どちらにせよ、その背景を知れば興味もブツ欲もがぜん湧く。古きをたずね新しきを知ることを良しとする我々にとっては、どちらも望むところだ。
 
清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク


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