新しい、面白い、珍しい。そんなNEWSにきっと誰もが胸を踊らせる。その感覚、たとえ大人になっても変わらないでしょ? で、アイウェアのワクワクする最新トピックスを集めてみたらココロときめくアイウェアがたくさんあった。
後編は、進化したクリップオンや遠近両用メガネ、冬の紫外線をガードするサングラスなど、話題性に富んだアイテムたちを総ざらい。
>前編はコチラ 意外に強烈な冬の紫外線を防ぐ確かな処方箋
FISH & CHIPS フィッシュ&チップス紫外線は何も夏だけとは限らない。意外にもこの季節だって大敵であることに変わりなし。そこで、サングラスは心強い味方になってくれるが、真っ黒レンズではどうも味気ない。そこでこんなのはいかが?
「ミリタリーカーキ」と名付けられたこちらの特注レンズ。イエローを加えて視認性を高め、陽射しの落ち着くこの時季にバッチリ対応してくれる。
付け替えのギミックが楽しいクリップオンがここまで進化
TOM FORD トム フォードレンズの上に引っ掛けるタイプよりも簡単に着脱できるマグネット式。クリップを付けても外しても、ブランドお馴染みのTアイコンが鎮座する!
LINDBERG リンドバーグレンズではなくリムごと付け替える、という新発想。フレームにカチッと差し込み、簡単に取り替え可能だ。
便利なうえにレンズを付け替えられる仕様が少年心を触発するクリップオン。最近では製造技術の進化に伴い、よりユニークな仕掛けのものが登場している。
オッサンになったらメガネにも優しくなろうじゃないか
JAPONISM ジャポニズム一筆書きのようなフレームを作りたいけれど、どうしてもヒンジがその流れを遮ってしまう。ならばと導き出した答えが、こちら。
フロントの前に向かって回転させながら格納するデザインにすることで、それが図らずもレンズを傷から守るシールドになった!
ギョギョ! イワシ缶の中身はサングラス!?
SARAGHINA サラギーナ中身も器も大事! それを重々心得ているのがサラギーナ。ブランド名は、アドリア海産のイワシの一種。小さく軽く、安くてウマい。そして泳げばキラキラと輝く。そんなアイウェアを目指したブランドだ。ケースには、メガネ拭きにもなる携帯袋を付属。器も中身も味わい深い。
こんなのあり!? とびきりハイテクな遠近両用メガネ
MITSUI CHEMICALS 三井化学老眼が始まると、やはり遠近両用メガネは手放せない。が、足元の視界が歪むんだ、というボヤキに三井化学が最高のアンサーを用意した。
この「タッチフォーカス」は一見オーセンティックなメガネだが、レンズ内の中央付近に電圧によって焦点距離が変わる、小さな“液晶レンズ”を搭載。右テンプルのタッチセンサーに触れると、瞬時に液晶レンズが作動し遠近が切り替わる。テンプルエンドのバッテリーはUSB充電式ととにかくハイテク!
見た目も利便性もどんどん進化しているアイウェア。スマホやPCの進化に後手を踏んでいるオッサンも多いだろうが、これならきっとうれしいし美味しいはず。手に取る価値は十分にありだ。
清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング