使い方を誤ると結構大変なことになる柄モノの服。そこで、今回は柄モノの中でも大定番のチェック柄をスタイリッシュに着こなすコツを、街角で出会ったシャレ者たちを参考に見ていこう。
さすが、皆さん都会的にまとめていらっしゃる。さて、その上手く付き合う秘訣は?
1:チェック柄の色を拾う
山﨑太志さん (42歳)柄の一部に使われる色を拾って、そのほかのアイテムの色を統一する。そうすると、柄を活かしながらシンプルかつセンス良くコーディネイトがまとまる。大柄チェックの攻略法として、ぜひご習得を。
地主 晋さん(59歳)こちらも、遊びのあるアイテムを数々使いながら抜群にまとまって見える理由は、ジャケット以外のアイテムを、すべてチェック柄に使われた黒に合わせたから。柄物が苦手な諸君全員に、知っていただきたい。
2:アメカジスタイルに、異文化投入
後藤秀典さん(35歳)世代的にササるアメリカンヘリテージスタイルにリブ裾のパンツで新しいニュアンスを加えたコーディネイト。赤×黒のチェック柄は、この秋冬のトレンドでもある。積極的にコーディネイトに取り入れてみて。
高野延昭さん(37歳)ベーシックなアメリカンカジュアルスタイルに、やっぱりブロックチェックのアウターはよく似合う。ワークブーツではなく、ハイテクスニーカーを合わせるあたりが、時代遅れにならない理由なのかもね。
3:コントラスト抑えめ
小林正央さん(31歳)コントラストを抑えたチェック柄なら、無地のように簡単にコーディネイトに取り入れられる。
小川元気さん(39歳)ブラックウォッチチェック柄のパンツは、遊びのあるアウターを使って新鮮に。
4:古臭さ×今っぽさ
蒼木アキラさん(43歳)古臭いガンクラブチェックは今年のトレンド。ストリートな服と合わせて軽快に着て。
内藤卓也さん(40歳)トラッドなアウトドアスタイルのチェック柄ネルシャツに、現代のアウトドアウェアを。黒×青の好配色で上手に合わせた。
チャック柄の色を拾って、良い違和感のあるアイテムと合わせて……と、シャレ者たちはいろんなテクニックを駆使していた。そこに共通する結果は、抜群のまとまり感。
印象的でつい主張が強くなりがちなチェック柄だが、全体のコーディネイトになじませる工夫を取り入れることで、ひとつ上のコーディネイトが楽しめそうだ。