「今季いちばんの冷え込みが……」なんて台詞が天気予報で多く聞かれる季節がやってきた。そうすると頼りたくのがダウンジャケット。あの保温力に包まれれば外出も不安なし。
カラダはHOT! 見た目はCOOL! そんなダウンスタイルを手に入れるためのコツを街角で見つけてきた。
コツ① ザ・ノース・フェイスのバルトロ ライト ジャケットを選ぶ。ザ・ノース・フェイスの人気型「バルトロ ライト ジャケット」が街角の支持率高し。北村憲大郎さん(39歳)は明るいブルーを選んで、シンプルな白Tシャツに合わせた。スラックスやハットなど、アウトドアに“異文化”をミックスして独自の見た目に。オレンジのコンバースを使った、NYメッツみたいなカラーコーデも格好いい。
伊藤保秀さん(35歳)は注目色のオリーブをスポーツミックスで。ダウンでパーツ使いされた黒を拾ったコーディネイトと、キャップのからし色がピリッといい感じ。
“ノースのバルトロ”をとびきり個性的に。このダウンはどんなスタイルにも使えるってことが、福田雅人さん(34歳)からよくわかる。サイジングも絶妙だ。
コツ② ダウンじゃないみたいなダウンをデニムに合わせる。ダウンを封入するシームがなかったり、形状がユニークだったり。いかにもなデザインでないダウンをデニムに合わせるだけで、着こなしはいっそうこなれな雰囲気に。半纏みたいなシルエットに負けじと、ボアフリースのカーディガン、即完売となったヴァンズのレアモデルなど、そのほかのアイテムもクセありな江口裕さん(41歳)。全身を青系、黒、紫の1990年代のアウトドアウェアみたいな好配色で揃えたのがうまい!
ちょっと珍しいダウンシャツとリメイクスニーカーが、普通を普通に見せていない守真史さん(36歳)。
コツ③ アウトドアブランドらしい明るい色を選ぶ。アウトドアブランドのダウンを選ぶなら、それらしいビビッドカラーを選択するのも手。植田伸昭さん(30歳)は高機能中綿を使ったパタゴニアの名作「ダスパーカ」のヴィンテージをストリート調にコーディネイト。色使いとパンツの丈で、すこぶる今っぽさが出た。
グリーンのエディー・バウワーを着た山本哲也さん(36歳)。ダウンの色選び、ルーズフィットのチノなど、「好きなテイスト」がしっかり伝わりますなぁ。
コツ④ ミリタリーをキーワードにしてみる。ミリタリー調の一着をシンプルにニット&デニムでまとめた橋本潤也さん(31歳)。基本色でまとめるって大人の証拠だと思う。
N-3B型を王道に着こなした貝塚拓也さん(30歳)。胸ポケットにグローブを挿す実用的で遊び心ある技が良い。
コツ⑤ キレイめに魅せるならインナーダウンだねインナーダウンをカーディガン感覚で着こなした林 哲也さん(44歳)。トラッドなムードなコーディネイトのハズシにダウンが利いている。ちなみに、ダウンもパンツも「アウトドア由来の街着」の草分けブランドのもの。モノトーン配色と清潔なBDシャツで、さらに街っ気をアップさせた着こなしに。
ジャストサイズのアイテムを清潔感いっぱいにレイヤードしてくれた二宮 康さん(37歳)。モンベルの名作インナーダウンの下から覗くラウンド裾のカットソーが、重ね着のうまさとファッションセンスの証し。ダークカラーのコーディネイトの中に真っ白のスニーカーをアクセントとして使うテクニックもチェックせよ。
街角で見つけたダウン巧者ベストイレブンたちから見つけた、ダウンジャケットをうまく着こなすための5つのコツ。ぜひ参考に!