いい年して何だが、女ゴコロはまだわからない。何を贈ればいいかも、よくわからない。だから知っておきたい、女性の本音。自分のことを「ギフトって柄じゃない」なんていうのは、もう卒業だ! 酸いも甘いも噛み分けた3人の女性に集まってもらい、奇譚のない意見を聞いてみた!
今回ギフトについて語ってもらった3人
内田幸子さん(41歳)
ロケーションコーディネイターとして活躍する内田さん。趣味は旅行。ギフトに関しては、公私ともに贈られることも贈ることも多いとか。未婚。
川田真梨子さん(37歳)
メンズ・レディス問わず着物まで手掛けるスタイリスト。趣味はサーフィン。四国出身のチャキチャキっ子で、夫と愛犬と3人暮らし。
花盛久美子さん(35歳)
現在10カ月になる女の子のママとして育児に奮闘中の専業主婦。日々成長していく娘の姿に驚きと感動を覚える今日この頃。
「ワクワクが持続する物はうれしい!」。いきなり飛び出した川田さんの主張に、みなさん全会一致のご様子。花盛さんは「同じ消え物でも、この
ジョー マローンのアドベントカレンダー(1)はクリスマスまでのカウントダウンを一緒に楽しめていいかも」。内田さんも「女子はいつまでもクリスマスが好きですから」と、イベント性のある贈り物の支持率高し。
また、意外な解答としては、使えるギフトの需要だ。「家事を楽にしてくれる物は大歓迎!
ルンバ(2)とか。むしろ思いやりを感じます」と花盛さん。川田さんも、「私、冷え性なので
お洒落な湯たんぽ(3)が欲しいかも」。ただ、これらも基本は相手への思いやりから生まれる発想。普段のパートナーをしっかり見ておくことが、失敗しないギフトの条件になりそうだ。
そして、内田さんがポツリと言った「男性が好きなブランドを教えてもらうのも悪くないですよね?」に、川田さんが反応。「その人に染まりたい乙女ゴコロも私たちの本音です」。続けて、「例えば、
こんな新しいピアスブランド(4)。藤原ヒロシさんとコラボしていて、メンズでも話題なんです」。
それを見た内田さんは「カワイイ! 自分好みの物が相手の土俵から出てくると確かにグッときますね」と高評価。しかし、これは“センスも相当必要”との条件付き。「たとえ自分が好きだからってフィギュアが出てきてもねぇ(笑)」と3人が口を揃えるように、鼻で笑われかねないから注意だ。
最後に「でも、この時季の主役は子供になりますよね」と、母でもある花盛さんは笑う。そして
グッチのキッズ用バッグ(5)の話題となり、「これなら自分が欲しい〜!」とみんなで黄色い声援。ひとまず鉄板のアイテムがわかったところでトークは時間切れ、終了となりました。
(1)JO MALONE LONDON
「ジョー マローン ロンドン」のアドベントカレンダーお菓子の入った箱を1日ずつ開けていくとイヴまでのカウントダウンができるアドベントカレンダー。それを、英国の人気フレグランスブランドが、小さくしたキャンドルやフレグランスで作った。ビルを模したカラフルなデザインもいい。
(2)iROBOT
「アイロボット」のルンバロボット掃除機の絶対定番。「エアロフォースクリーニングシステム」を搭載したことで、従来の最大5倍の吸引力を実現。床掃除はコイツにお任せを。
(3)FELLHOF
「フェルホフ」の湯たんぽ心も体もホットになること間違いなしな、上質なムートン素材をカバーに使用した湯たんぼ。空気を多く含むので、断熱性にも優れており、じんわり温まる。
(4)CAREERING
「キャリアリング」のピアスピアスから始まった気鋭のブランドは藤原ヒロシやワコマリアなど、メンズ業界とのコラボも頻繁に行う。ラウンド型は定番で、こちらはゴールドにメノウで白いアクセントを付けたもの。メンズライクなデザインが人気だ。
(5)GUCCI
「グッチ」のチルドレンズバッグ独自の世界観を描く日本人アーティスト、ヒグチユウコとのコラボレーションバッグ。ネコを主役にしたキュートなイラストをGGスプリーム キャンバスにプリントしたキッズ用トートは、オカーチャンとシェア使いもできる。「2人に!」と言って贈るのも気が利いてるかも。
鈴木泰之=写真 川田真梨子=スタイリング