メルセデス・ベンツ GLC
GLCはその名のとおり、CクラスベースのSUVである。かつてCクラスは「小さいベンツ」と呼ばれていたが、現在はメルセデスを支える中心モデルとなっている。
つまり、Cクラスにはメルセデスの技術が集約されるわけで、最新の安全装備を備え、走行性能や快適性、どれをとっても高水準である。遊びにも使えるSUVの利便性とメルセデス・ベンツの技術が詰まったCの性能。その2つが味わえる贅沢なクルマ、それがGLCなのである。602万円〜
1ラゲッジ容量は通常時で550ℓ、シート可倒時は1600ℓとなる。全長は短くてもほかのライバルと同サイズの収納スペースを確保。
インテリアは完成度の高いCクラスの機能的なデザインを取り入れ実用性も高い。
メルセデス初となる、直列4気筒ターボガソリンエンジン×電子制御9速A/Tは、高い動力性能と環境性能を実現させた。
各社、エース級をベースに、持ちうる技術と知恵を注ぎ込んでいるコンパクトSUV。最激戦区のマーケットで鍛え上げられたモデルだけに、各車の性能とポテンシャルに疑う余地はない。結果、正真正銘コンパクトSUVは旨味が凝縮した車ということだ。
大子香山=写真