ファッション業界や時計業界をはじめ、その世界で生きる目の肥えたギョーカイ人が“欲しい”腕時計って気になりますよね。
そこで、OC世代を代表するウォッチラバーな面々に直撃取材を敢行。「腕時計とあれば黙っちゃいないぜ」という彼らが次に狙う腕時計とはいったい⁉︎ 前後編にわたり紹介します。
ウォッチラバーNo.1スタイリスト&フォトグラファー 熊谷隆志さん(47歳)
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「僕が欲しい腕時計は……」
「ロレックス」のエアキングデザインだけを重視して時計を選ぶ僕にとってエアキングの魅力は、ジャストシンプル。1990年代に一世を風靡したこの時計の新作が出たと聞き、食指が動きました。
ロレックスといえばサブマリーナーやコスモグラフ デイトナ、エクスプローラーの知名度が高いですが、デイリーユースできるこの見た目が好み。ちなみに最近愛用しているのはハミルトンのベンチュラ、これも永遠の定番ですね。
ウォッチラバーNo.2 ディストリクトユナイテッドアローズ/セールスマスター森山真司さん(49歳)
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「僕が欲しい腕時計は……」
「ブライトリング」のナビタイマーAOPAクロノグラフ機能を搭載した最初期の腕時計。国際オーナーパイロット協会(AOPA)公式ウォッチに認定され、文字盤にも協会のエンブレムが飾られています。今ではあまり見かけないレアモデルですが、なんとかして探したい!
ウォッチラバーNo.3 ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ/メンズバイヤー 青谷克也さん(37歳)
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「僕が欲しい腕時計は……」
「ニクソン」のウルトラタイドアップルウォッチを愛用中ですが、ニクソンの「ウルトラタイド」のウェーブ 4 ウォーターというカラー。タイド機能やデザインのほか、売り上げの一部が水に恵まれない地域にきれいな水を供給するNPO団体に寄付されるというのもポイントですね。
ウォッチラバーNo.4時計ライター
竹石祐三さん(44歳)▼
「僕が欲しい腕時計は……」
「ロンジン」のロンジン ヘリテージ 1945何より琴線に触れたのは、ヴィンテージテイスト溢れるデザイン。シンプルなケースとコッパーダイヤル、使い込んだようなヌバック製ストラップのコンビネーションは長く愛用できるはず。サイズ感も丁度いいですね。
ウォッチラバーNo.5ユナイテッドアローズ/プレス
辻 典秀さん(36歳)
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「僕が欲しい腕時計は……」
「Gショック」のGLX-5600-7JF以前から愛用していましたが、最近海でなくしてしまい……。爽やかな見た目にタフな性能、サーファーにうれしいタイド表示までついた優れものなので、1本は持っておきたいです。基本的に、時計はシンプルがいちばんだと思います。
ウォッチラバーNo.6スタイリスト
荒木大輔さん(41歳)
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「僕が欲しい腕時計は……」
「ハミルトン」のベンチュラ服に目覚めた高校時代、ロカビリーなお兄様方の腕元で光っていたのが「ベンチュラ」でした。今見ても新鮮なフォルムです。当時から探していたフレックスベルトのモデルが出たので、早速購入予定。
ウォッチラバーNo.7サッカー解説者
福西崇史さん(41歳)
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「僕が欲しい腕時計は……」
「クストス」のチャレンジ シーライナー クロノ レガッタジュビロ磐田に所属していた頃、先輩はみんな時計好きで。名波(浩)さんも藤田(俊哉)さんも、みんないいヤツをしていました。彼らに教えてもらい、時計にハマったんです。優勝したシーズンや納得できる結果を残せたときなどに、僕は自分へのご褒美として買うタイプ。
今愛用中のブレゲの「タイプXX」は、長男が生まれた際に買ったもので、いつか子供に受け継いでほしいとも思っています。きれいな音のアラーム機能もポイント! ブレゲはちょっとかしこまったシーンで着けますが、カジュアルなときはオッソ イタリィも愛用中。
シーンごとに使い分けるので結構な数の時計を持っています。そのうえで今欲しいのは、スケルトンダイヤルのクストス。メカっぽいデザインに惹かれます。
後編では、お馴染みモデルのユースケさんが登場。お楽しみに!