秋到来とともに届けられた新ブランドや新ライン。中でも本誌編集部が「いいね!」と目をつけたのがこちら。
まず、英名を見てその正式名称を言える人はきっと少ない。
でも、これをさらりと読めたらあなたはきっとお洒落ツウ。どんなアイテム? ブランド名の意味は? いろいろ気になる3ブランドをどうぞ。
YSTRDY’S TMRROW
まずこれを見て編集部でも戸惑った。「これ、なんて読む?」。正解は「イエスタデイズ トゥモロー」。「昨日の明日=今日」を意味し、デザイナー菅野寿哉さんが積み重ねてきた「今」を表している。
アイテムはというと、彼がファッションに目覚めた1990年代がベース。そこへヨーロッパのモードや東京のアメカジをミックスし再構築している。共感できるわけだ。
Wald
こちらのブランド名は「ヴァルト」。雑誌にタレントに広告までと多方面で活躍するスタイリスト宮島尊弘さんが手掛ける新ブランドである。犬、動物、自然との共生をテーマにし、実際犬の散歩にも重宝しそうなワンマイルウェアや道具がラインナップしている。
RHC & MAS
RHCロンハーマンが新ラインを展開する。その名も「アールエイチシー & マス」。デザイナーはジョン・ムーアだ。人気サーファーのケリー・スレーターと共同で設立した、本誌でもお馴染みのブランド、アウターノウンのデザイナーである。
テーマは「バハ アリゾナ」。白みを帯びたフェイディーな色彩のアイテムが多いのもそのため。ちなみに、MASとはスペイン語でMORE(もっと)を意味し、ムーア(MOORE)さんの愛称にもかけている。そんな由来を聞くと、“もっと、マスマス”好きになりそうだ。
同世代の人たちが作る服は、やっぱり我々のツボを心得たアイテムが多い。これらのブランド名をスラスラ言いながら、ワクワクする装いを楽しもうじゃないか!