こんなこともできるんです…! 親子遊びが加速するアイデア
もちろん、普通のプロジェクターのように、壁面に映像を投影することも可能。中身はスマホなので当然YouTubeやHuluといった動画サービスのコンテンツを投影することもできるし、ゲーム機を接続して遊ぶことも。ただ、ここで試してほしいのが画面のタッチ操作を有効(壁面に本体を設置させる)にしてからのお絵描きだ。
このように、リアルにやったら絶対お母さんに叱られる壁の落書きだって、思う存分楽しめるのだ。
そして、前述のテーブルに模造紙を敷くスタイルは「Xperia Touch」の可能性をさらに拡げてくれる。子供がバーチャルなお絵かきだけで満足がいかない場合もあるだろう。そんなとき、別途クレヨンやサインペンを用意して、画面の上にさらに絵を描き足す方法。実際にやってみるとかなり楽しい!
残念ながらスマホと同様、「Xperia Touch」も基本的には指以外のタッチには反応してくれないので、クレヨンでなぞった部分に同時に線が引けるというわけにはいかないのだが、お絵かきアプリで描いた絵をリアルになぞってみたり、動画に落書きをしてみたりなど、「Xperia Touch」でしか体験できない、新たな遊びに昇華できる。
さらに、筆者が思いついた「Xperia Touch」ならではの遊び方が、これ。YouTubeで見つけた波の動画(実際に艦船のプラモを置く用途の動画らしい)の上に、玩具の船を置いた“バーチャル・ジオラマ”だ。こんな動画があれば、ごっご遊びもさらにグレードアップ! お絵描きと組み合わせれば、「海に怪獣が現れた!」なんてことも。
スマホとプロジェクターが合体した「Xperia Touch」は、親子一緒に遊ぶのにも最適なガジェットなのだ。文字通り「みんなで一緒に使える、遊べるスマホ」と言ってもよいだろう。
税別14万9880円という価格に対する評価はそれぞれだろうが、大画面投影できるプロジェクター、家族で遊べる玩具(知育にも好適)、音声操作にも対応した情報端末と、これだけの要素が揃っていることを考えれば、奥さんに相談してみる価値は十分にあるのではないでしょうかね?
文=石井敏ぞ~ん