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2017.09.04

ファッション

夏のように秋服をラフに楽しむには?驚くべき“1枚”の選び方

夏から秋への変わり目。Tシャツの上からジャケットやカーディガンを“+1”する効能はわかる。でも本音は、なんならTシャツ気分でまだまだ過ごしたい……。ならばむしろ、Tシャツ感覚で着られて秋にも頼りになるヤツを。そんな1枚の選び方、着こなし方を押さえておこう。
 

【1】Tシャツの袖をロングに変えてみる

半袖から長袖へ、Tシャツそのものを変更する。なぜって、旬度の高いロンTが大豊作だから。気候にもマッチして、何より着こなしが新鮮に。
Tシャツ9000円/ジェームスパース(ジェームス パース 青山店 03-6418-0928)、パンツ4万4000円/ファンメール(ジェムプロジェクター 03-6418-7910)、スニーカー1万8000円/アディダス オリジナルス(アディダスグループ 0570-033-033)
袖はリブなしを選んでエレガントかつリラックスに
ロンTのカジュアルな印象にちょっと抵抗があるなら、袖口にリブがないものをチョイス。かつ定番色の無地を選んでニット感覚で着るのがセオリーだ。着心地とシルエットメイクで、リラックス感も手に入れている。
 
<こちらもおすすめ>
CIRCOLO 1901
チルコロ 1901
1万5000円/トヨダトレーディング 03-5350-5567
脱ぎたくない。そんな気にさせる肌触りだ。さすがは素材にこだわるイタリアのカットソーブランドのもの。コットン×ポリウレタンでストレッチ性も高い。
 
PLST
プラステ
3990円/リンク・セオリー・ジャパン 03-6865-0206
クリアな表面は編み目の細かな天竺によるもので、ハイゲージニットさながら。汎用性の高いブラックは、モノトーンスタイルの主役として使える。
 
Tシャツ6200円/ヴァンズ(カリフォルニア デプト 03-5413-6947)、パンツ7000円/ディッキーズ 03-6434-1582、スニーカー6500円/ヴァンズ(ヴァンズ ジャパン 03-3476-5624)、首に掛けたサングラス1万9000円/オークリー(ミラリ ジャパン 03-3514-2950)、腕時計3万4000円/スント 03-4520-9417、キャップ4000円/デウス エクス マキナ(ジャック・オブ・オール・トレーズ 03-3401-5001)
袖にプリント入りを選んで装いにアクセントを!
延びた袖をどう楽しむか? で、そこがアクセ代わりになる「袖プリント入り」を。シンプルでもしっかり個性を滲ませよう。
 
<こちらもおすすめ>
BEDWIN & THE HEARTBREAKERS
ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ

8000円/ザ ハートブレイカーズ 03-6447-0361
肘から下だけにファイヤーパターンのようなグラフィックを配した使いやすい袖プリント。ネイビーボディも相まって、ビギナー向けな1着となっている。
 
TAKAHIROMIYASHITA THE SOLOIST.
タカヒロミヤシタザソロイスト.
1万6900円/グローサリーストア. 03-6805-1989
お馴染みのチェッカー柄を袖に配すもコテコテに見えないのは、それが手描き風だから。胸には名作映画をオマージュしたかのようなグラフィック。
 

【2】プリントTシャツ感覚で選ぶ「スウェットシャツ」

好きなものなら四六時中、身に着けていたい。Tシャツ選びで実践している感性は、スウェットシャツにも応用可能。プリントTシャツさながらに、アティテュードを表明しよう。
スウェットシャツ1万2800円/ティーシーエスエス(ポート オブ コール表参道 03-6434-0231)、ショーツ1万8000円/サタデーズ ニューヨークシティ 03-5459-5033、ニットキャップ5000円/ザ アンパルクリエイティブ(タイズサン 03-6447-1655)
「海男」的な感覚をそのままに
オーストラリア発のサーフブランドのロゴものは、コーデュロイショーツに合わせて“海感”を加速させる着こなしに。単色のアイテムのみでクリーンにまとめた。
 
TONY TAIZSAN
トニー タイズサン

1万2000円/タイズサン 03-6447-1655
ネイティブアメリカンの世界観を表現。その柄のせいか、ボディのブルーは、さながらターコイズカラーに映る!?
 
SATURDAYS NYC
サタデーズ ニューヨークシティ

1万4000円/サタデーズ ニューヨークシティ 03-5459-5033
ロゴの背景に配された写真がグッドセンス。サーフ系にして、アートな感性豊かなブランドらしい。
 

【3】カラフルTシャツ感覚で選ぶ「パーカ」

いわゆるノームコア的な流れとは別に、“脱・シンプル”な気分も漂う昨今。着るだけでアクセントになるカラフルパーカで、オッサンも若々しくいきましょうか。
パーカ1万4000円/ピルグリム サーフ+サプライ 03-5459-1690、パンツ1万8500円/ピッグ&ルースター(ラッドタイムズ 03-6303-2312)、スニーカー2万8000円/ニューバランス(ニューバランス ジャパン 0120-85-0997)
ダークトーンと合わせて、挿し色を堪能
難しそうなパープルも、さらっとパーカ1枚でなら取り入れやすい。グレーパンツ&ネイビースニーカーというダークトーンの装いに一点投入すれば、ひと味違ったスポーツミックスに。
 
ETHOS
エトス
2万3000円/シック 03-5464-9321
紅葉のようなくすんだ赤で秋気分を前面に。ドロップしたショルダーとワイドな身幅のため、トレンド感の強い仕上がり。
 
JACKSON MATISSE
ジャクソンマティス
1万4800円/ハンクスPR 03-6677-7741
蛍光色がまぶしいビッグシルエットの1枚。スケートボードを携えたクマのワンポイントがブランドの背景を物語る。
 

【4】総柄Tシャツ感覚で選ぶ「ニット」

今夏多かったタイダイなどの総柄系Tシャツ。その延長で、オリエンタルな顔の柄ニットをピック。ニット特有の“落ち着いた大人”感を味方につけて、パッと目を引く明るい初秋スタイルを楽しもう。
ニット19万4000円/ジエルダー ステイツマン(エドストローム オフィス 03-6427-5901)、デニム3万8000円/デンハム(デンハム・ジャパン 03-3496-1086)、靴6万5000円/パラブーツ(パラブーツ青山店 03-5766-6688)
コンサバなデニムと靴でコントラストを
大胆な柄使いでありながら、上質なカシミヤニットらしい発色で柔和な表情に。リジッドデニム&ローファーのコンサバ感でかっちりと着こなせば、大人に相応しい落ち着いた装いになる。
 
JOHN SMEDLEY
ジョン スメドレー
4万2000円/リーミルズ エージェンシー 03-3473-7007
上質なメリノウールと端正なシルエットに、タイダイ調の柄プリントが妙にマッチ。名門の意外な新作。
 
BEDWIN & THE HEARTBREAKERS
ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ
2万2000円/ザ ハートブレイカーズ 03-6447-0361
冬のオリエンタル柄といえば、代表的なのがノルディック柄。こちらはラグラン袖で、リラックス感高め。
 
季節の変わり目に重宝するアイテムたち。例年どおりベーシックな色柄に終始するのではなく、Tシャツを選ぶように、気軽に楽しく。新たなシーズンの着こなしを楽しもう。


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