福岡のグルメはただ美味しいだけじゃない。いずれも一捻り加えられたこだわりの美味しさを追い求めた粒揃いのお店が集結。その個性あふれる面々をどうぞ!
1:美味しい!と楽しい!が同居するコーヒー屋
推薦者:津野崎 雅さん 39歳
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/ce9a4777f6c4bce46d78e94ede8fd83b30fe948c.jpg)
福岡で「美味しいコーヒー屋さんは?」と聞けば必ず名前の挙がる名店。“LIFE with Good Coffee”をコンセプトに、福岡にあるサレドコーヒーにオリジナルで焙煎してもらっている深煎りのエスプレッソブレンドを使用したカフェラテ(450円〜)などが楽しめる。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/ac4f6f238a60dc95dd83a4cde038a85f98835a31.jpg)
また、アパレルブランドで経験を積んできたオーナーの佐藤慎介さんのキャリアを活かしたグッズ類にはいつも注目が集まり、同じ“地元”のアーティスト、キネとコラボしたTシャツは即完売したほど。「ただ美味しいコーヒーがあるだけじゃないから楽しいんですよね」と津野崎さん。福岡土産を探すのにも良さそうだ。
ノーコーヒー092-791-4515福岡県福岡市中央区平尾3-17-1212:00〜19:00(土、日曜は10:00〜18:00)月・第2、第4火曜定休http://nocoffee.net 2:メインは一品。でも、それが逸品だから通うんです
推薦者:和田尚武さん 38歳
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/3db19278d9251f76ccd4cd10bd07372317c7ea6a.jpg)
福岡・天神の路地裏に店を構えるビストロクワバラは、メインメニューがなんと「パリ風バヴェットステーキ」(1500円)だけという驚きの構成。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/a33e29be9572137e4993db02e3eef05f3465a25e.jpg)
ここがいつでも満席なのは、もちろん、この一品が逸品であるからで、推薦者の和田さんも「定期的に食べたくなる」と絶賛リピート中だ。牛すじ、香味野菜を煮詰めたスープストックにマデラ酒、粒マスタードを加えた自家製ソースが旨さのキモ。赤身肉であるサガリの味を100%引き出したコチラ、“アブラの多い霜降系が重く感じる”オッサンには特に、最適なのである。
ビストロクワバラ092-726-7883福岡県福岡市中央区渡辺通3-7-1 ボヌール南天神1F12:00〜15:00、18:00〜22:00水曜定休www.bistrotkuwabara.com 3:行列覚悟であえてのカレー、後悔させない屈指の味推薦者:山下致賞さん 43歳
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/7b2295a2b9ee55d04679df83744a2ebf65c73a08.jpg)
福岡のみならず全国から注目を集めるカレー店。特に人気は「キーマカレー」(850円・税込)で、オーダーを受けてからスパイスを炒め調理することで深い旨味と爽快な辛さを実現。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/c7b7febee21ad64b139fc1a21eb16630b35c13e0.jpg)
口にすれば病みつきになること間違いなし。カウンター6席のみなので順番待ち覚悟だが、「たとえ時間のない旅行でも並ぶ価値あり!」と山下さんも断言。博多の昼はラーメンと決め込んじゃダメですぜ。
ガラム電話番号は非公開福岡県福岡市中央区高砂1-7-412:00〜13:40、18:30〜20:30水・日曜定休 4:酒飲みには絶対に喜ばれる“変化球明太子”をお土産に推薦者:吉嗣直恭さん 41歳
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/6d529688a89fe801725604f4094fcc7c5b784692.jpg)
イワシの腹に明太子を詰めた珍味「いわしめんたい」を最初に作った店として有名な中島商店。この名物を作る際に出る明太子の皮を「どうにか活用できないものか?」と商品化したのが新たな珍味「博多なかなか」(15g 524円)である。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/e700225058b92fd2b36441b50cf1cf972d5541e0.jpg)
乾燥させた皮部分をビーフジャーキーのような板状に加工。これを裂きつつ口に入れれば、唐辛子のピリッとした味わいが広がり、噛めば噛むほど味が出る。「これさえあればビールが何杯でもイケる。お茶漬けに乗せたりもしますよ」とは吉嗣さん。明太子の旨味が凝縮された皮を使ったアイデア珍味、スベらない福岡土産の決定版である。
中島商店 本社直売所092-681-0778福岡県福岡市東区下原1-15-719:00~17:00日曜・祝日定休https://nakashimamentai.com 5:カウンターに並ぶ大量のとり皮を見るのも楽しい!推薦者:安河内浩之さん 32歳
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/9481e87aba3984048fac87162cd001472342c6fc.jpg)
屋号が示すとおり"とり皮"(1本100円)が看板メニューの名物的存在。串に皮を編み込むように巻く仕込みから卓上に出るまでは約5日。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/20513/images/editor/0bbe941066c4f3354b6d76ee4cd5e00d477993d0.jpg)
タレに漬け込み何度も焼き重ねることで余分な脂が抜け、表面はカリッ、中はモチッとしたクセになる絶妙な食感となる。「これにビールは無敵! 止まらなくなるのでご注意を(笑)」。ちなみに、突然の入店は至難の業なので予約は必須。
かわや 警固店092ー741ー4567福岡県福岡市中央区警固2ー16ー1017:00〜24:00無休