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2017.07.06

たべる

わざわざ足を運ぶ価値アリ。列島縦断、ご当地「かき氷」たち!

あっつい夏の日のかき氷って、最高にウマイ! 日本全国を回ってみると、その土地独自の文化や特産物と密接な関わりを持ったさまざまなかき氷があるんです。いずれも絶品揃いですぞ!
【山形】
てっきり“いちごミルク”だと思ったら……

山形県天童市で純氷を作っている赤塚製氷が手掛けるカフェの人気メニューは「トマトみるく」(510円)。使用されているのは山形のブランドトマト、愛実(まなみ)。限界まで水を与えないで栽培し、出荷の直前まで熟されるため、極めて糖度が高い。その味わいはもはやフルーツの域。しかしながらトマトなので後味がスッと軽く、男性にもおすすめだ。
アイスカフェ弘水
TEL 023-651-3639
山形県天童市東本町3-6-39
営業/月~金曜10:00~16:30、土・日曜10:00~17:00
火曜定休
 
【石川】
サイケなルックスだけど、純和風なかき氷

石川県の名産、3色の氷室饅頭にインスピレーションを得て作られた酒粕シロップに地酒や伝統野菜の蜜漬け、九谷焼の器など、石川県の歴史と地域性を取り入れた「酒粕香る、氷室かき氷」(500円)。加賀の古きを訪ね新しき氷菓の世界を知る、好奇心旺盛な大人の男にふさわしい逸品だ。こちらは宿泊者のみルームサービスでの提供。
星野リゾート 界加賀
TEL 0570-073-011
石川県加賀市山代温泉18-47
提供時間/15:00~19:00
※2017年7月15日(土)~8月31日(木)の期間限定
 
【栃木】
メロン丸ごと!可愛くも男らしいかき氷!

佇まいが大胆な「メロメロメロン」(900円 ※仕入れ価格によって変動)。かき氷のあとはメロンが待っている、一度で2度美味しい作りが特徴だ。キュートなネーミングとは裏腹に旬を意識し、その時々で採用するメロンの品種を変えるというこだわりも併せ持つ。今の時季は「クインシーメロン」を使ったかき氷が、店主のおすすめ。
松月氷室
TEL 0288-21-0162
栃木県日光市今市379
営業/11:00~18:00
月曜定休
 
【埼玉】
冬の恵みを夏に楽しめる贅沢とは

秩父の湧水を冬の間に池で自然凍結。いわば天然の冷凍庫で作られた「天然氷」で知られる阿佐美冷蔵の「果汁スペシャル」(1111円)は、みかん、白桃、黒ぶどうの三種類が一度に味わえるお得メニューで、いろいろ試したい欲張りさんに打ってつけ。冬に作って夏食べる、ひと口含めば、氷の紡ぐ時間旅行も楽しめる仕様なのだ。
阿左美冷蔵金崎本店
TEL 0494-66-1885
埼玉県秩父郡長瀞町大字長瀞781-4
営業/10:00~16:30
木曜定休
 
【東京】
いらっしゃいませ、若返りたいお客さま

ここ東京で味わえるかき氷はちょっとゴージャス。「フレッシュマンゴー添え羽衣マンゴーかき氷」(1800円)は、厳選されたマンゴー果汁で作った氷を削り出し、その上にフレッシュマンゴーと燕の巣を贅沢にトッピング。医食同源の精神が宿る逸品は、夏の疲れたオッサンの肌をも若返らせてくれるという特典付き。もう試すよりほかありません。
チャイナルーム
TEL 03-4333-8785
東京都港区六本木6-10-3 グランドハイアット東京6F
営業/ランチ11:30~14:30(土・日曜、祝日15:00まで)、ディナー18:00~21:30
※デザート単品の注文は不可、サービス料別途
 
【三重】
縁起よし!? 伊勢神宮のお膝元かき氷

伊勢神宮からすぐのおかげ横丁に本店を持つ和菓子店「赤福」の夏の名物「赤福氷」(481円)。抹茶のソースがかかった“シャリふわ”のかき氷の中には赤福よろしく、特製の餡と餅が。餅は氷の中でも固くならないように、餡は氷と一緒に溶け出さないように工夫されていて食べ易い。神宮へ参拝の際はマストで立ち寄っておきたい。
赤福本店
TEL 0596-22-7000
三重県伊勢市宇治中之切町26
営業/5:00~17:00
無休
 
【京都】
まさか、容器まで食べられるんですか!?

京都の老舗「森田氷室本店」がプロデュースするカフェの人気メニュー、自家製のレモンシロップがたっぷりかかった「生搾りレモン」(741円)だ。スライスしたレモンがアクセントになった爽やかな大人味。氷の器で提供されるので、見た目まで涼しげなうえに、最後までシャリシャリ感を楽しめる。このこまやかな心配りもごちそうだ。
祇園下河原ページワン
TEL 075-551-2882
京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル
上弁天町435-4
営業/11:00~24:00
水曜定休
 
【愛媛】
スイカと氷、夏の味覚がマッシュアップ!!

戦後間もない頃に始めた“野菜売り”を発祥とする、あたりやの「氷スイカ」(694円)。シンプルに自家製のみぞれシロップだけをかけて食べるスタイルのため、素材の味で勝負する潔いスタンスのかき氷だ。北海道から九州まで、そのときに最高のスイカが採用され、いいものが入らないとメニューから外されるという始末。いい意味で頑固でもある。
あたりや
TEL 089-921-3741
愛媛県松山市千舟町1-2-12
営業/11:00~19:30
月曜定休 ※7月15日(土)~8月31日(木)は無休
 
【長崎】
シャリシャリ氷でクールにキメてみる

金物店併設のカフェで提供される「ほうじ茶金時」(648円)の味の決め手は、氷削機の刃にあり。職人が究極の切れ味に研ぎ上げることで超微粒子のかき氷が実現した。淡雪のように繊細な口どけを楽しませてくれる。氷にこだわるところは多いけど、削り出す刃先にまで注力するとは恐れ入りました。
茶房&ギャラリー・速魚川
TEL 0957-62-3117
長崎県島原市上の町912
営業/11:00~18:00
毎週水曜、第三木曜定休 ※祝日の場合翌日定休
 
【鹿児島】
有名なのは白熊だけじゃないんだぞ!

鹿児島のかき氷といえば「白熊」が有名だが、実は「黒熊」も存在している。器にこんもり盛られたかき氷を桜島に見立て、白玉を溶岩、砕いたピーナッツときな粉を火山灰、氷の中に隠れている小豆をマグマとし、黒蜜で桜島の荒々しさを表現した一品。“南海の黒豹”ならぬ「南海の黒熊」(666円)。男なら食べておかないとでしょ。
天文館むじゃき
TEL 099-222-6904
鹿児島県鹿児島市千日町5-8
営業/11:00~22:00、日曜・祝日、7・8月は10:00~
無休
夏休みの旅行も兼ねて、そこでしか食べることができない価値ある逸品かき氷を味わいに、津々浦々に足を伸ばしてみるってのもいいんじゃない?


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