短パン姿で心配すべきことは、何もコーディネイトのことだけにあらず。角質、体毛、悪臭……。無頓着なオッサンほど気付かない細部の問題である。
オーシャンズ世代だからこそ余計に顕在化してしまう5つの懸案事項とその対策について、コッソリ、かつ手軽にできるセルフケアに的を絞って考えてみた。
1.「カッチコチ角質」問題
ひび割れ寸前の足裏レスキュー
石のようにカチカチになった踵や親指の付け根。見た目がいいものじゃないし、分厚くなった結果、ひび割れを起こしでもしたら一大事。そこで、洗う、削る、保湿の手順で症状に合ったケアを。
「フットメジ」の足用角質クリアハーブ石けん植物成分の力で潤いを保ちながら肌を柔らかくし、不要な角質を洗い流してくれる足裏用石けん。
「ドクター・ショール」のベルベットスムーズ 電動角質リムーバー 海洋ミネラル古く硬い角質の除去は電動ローラーで。粉砕した砂と貝殻が入ったヘッドで、なめらかさが長続きする。
「ベビーフット」のスムージングジェル角質オフ後の肌は乾燥しがち。夏にはベタつかない専用ジェルでしっかり保湿を。
2.「ツンとくる悪臭」問題
気まずい雰囲気に意気消沈する前に
座敷に通されたとき、自分の足からツンと鼻をつく酸っぱい香りが……。まずい! と気付いてもあとの祭り。汗をかいた足裏の臭いは思った以上に強烈。ニオイが気になったらメシどころじゃない。
「ザ・ランドレス」のシュースプレー靴や靴下にスプレーするだけで除菌消臭。ムスクの香りをベースにユーカリとスペアミント、華やかなジャスミンをブレンド。
「デオナチュレ」の男足指さらさらクリーム足専用の消臭クリーム。朝塗るだけで臭いをオフしてくれるだけでなく、汗を吸収し、1日中サラサラの肌を維持してくれる。
3.「白っちい貧相肌」問題
好印象で健康的なサマースキンの作り方
「オーガニックファーマシー」のセルフタンずっと悩んできた人もいれば、気に留めない人もいる真夏の真っ白い肌。でも、「健康的な褐色肌のほうが断然素敵」なんて女性の声をアナタは無視できるだろうか? そんな時はこちら、塗るだけで小麦肌が手に入るクリーム。3時間で色づき始め、4~5日も効果が持続。メラニン色素を刺激せず、100%植物由来の美容成分配合で肌ダメージはゼロ。
4.「ボーボーのムダ毛」問題
伸び放題のすね毛は梳いて解決
「マンダム」のGBボディヘアトリマー短パンになって涼しくなるはずが、スネ毛ボーボーで見た目にも暑苦しくて……。とはいえツルツルにするというのも抵抗が…。ちょうどその間の着地点となるのが剃らずに梳くカミソリだ。毛の流れに逆らうようにカミソリを滑らせるだけで、ムダ毛を短く、少なくしてくれる。長めの刃と短めの刃がそれぞれ両側に付いているので、好みや自分の毛の長さに合わせて使い分けることができる。
5.「カサカサ粉吹き」問題
脂が抜けたカサカサ肌は老けて見える
夏の陽差しを浴び、日焼けした肌は乾燥がさらに進行する。乾燥しずぎて粉を吹いている足では短パン姿もカッコがつかないというもの。
「スリー」のフルボディエマルジョンAC Rマッサージしながら肌に馴染ませることで体が温まり、血液の循環を促すボディ用乳液。しなやかで引き締まったハリのある足を演出してくれる。
「フルールドファティマ」のイノセントボディウォッシュ サボンノワール
モロッコ美容から着想を得たボディウォッシュ。全身に塗り、蒸気で汚れを浮かせてアカスリで優しくこすれば、肌奥の汚れをオフしながら、肌の引き締め効果も。
全部は当てはまらなくても、いくつかは身に覚えがあったんじゃない!? 杞憂に終わるならいい。でも、惨事が起こってからでは遅い。夏が始まる前に、気になるところはツブしておこう!