「ミウラメシ」を最初から読む価値観やライフスタイルが若いころとは変わってきて、“家飲み”ニーズが最近増えてきた、なんていうOC世代も多いのでは?
そこで今回は、オーシャンズ看板モデルの三浦理志さんが、家族や仲間とみんなで楽しめて、お酒によく合うレシピをご紹介。3種類ずつの具材とソースで多彩な“マリアージュ”を楽しめるディップスタイルの春巻きだ。
家飲みで春巻き、あんまりピンとこないかもしれないが、これけっこうおすすめ。文句なくお酒が進む揚げ物だし、飽きがこないように中身で変化をつけられる。今回は具材にツマミ系をチョイスし、さらに、ソースでさまざまな組み合わせが生まれる仕掛けもあるぞ。
【今回のメニュー】春巻きトリオ ディップスタイル
【材料(3~4人分)】春巻きの皮 約20枚
水溶き小麦粉 少々
揚げ油 適量
◆ポテトタコス春巻き
ジャガイモ 中2個
牛挽き肉 300g
ピザ用チーズ 適量
タコスシーズニング 30g
水 100cc
◆エビとクリームチーズの春巻き
エビ(ブラックタイガーなど) 6尾
クリームチーズ 50g
ニラ 1/4束
塩・コショウ 少々
◆しらすとネギの春巻き
しらす 150g
小ネギ 1袋
ごま油 小さじ1/2
白ごま 大さじ1
塩 少々
◆サルサソース
トマト 2個
赤タマネギ 1/2個
ピーマン 1個
パクチー 1束
ニンニク 1/2個
レモン 1/2個
タバスコ 適量
オイスターソース 小さじ1/2
塩・コショウ 少々
◆アボカドソース
アボカド(熟れた柔らかいもの)1/2個
ヨーグルト 大さじ4
ニンニク 1/2個
レモン 1/2個
塩・コショウ 少々
◆ネギポン酢ソース
ポン酢 大さじ5
長ネギ 1/2本
ショウガ(すりおろし) 小さじ1
【作り方】
◆1サルサソースを作る。トマト、タマネギ、ピーマン、パクチーをみじん切りにし、すりおろしたニンニク、レモンの搾り汁、タバスコ、オイスターソースとあえる。塩・コショウで味を調える。
◆2アボカドソースを作る。アボカドは皮と種を取り除いてペースト状に潰し、ヨーグルト、すりおろしたニンニク、レモンの搾り汁とあえる。塩・コショウで味を調える。
◆3ネギポン酢ソースを作る。ポン酢に、みじん切りにした長ネギ、ショウガのすりおろしを入れてよく混ぜる。
◆4ポテトタコス春巻きを作る。ジャガイモの皮を剥いて1cm角程度に切り、電子レンジ(600W)で約6分加熱する。フライパンにサラダ油(分量外)を引き、牛挽き肉を炒める。肉の色が変わってきたらタコスシーズニングと水を加える。水分がなくなるまで炒めたら、ジャガイモと混ぜ合わせ、バットなどに広げてよく冷ましておく。冷えたら春巻きの皮にのせ、さらにチーズをのせて巻き、巻き終わりの部分に水溶き小麦粉をつけてしっかりと糊付けする。同様に全部で6~7個作る。
ポテトタコスの具はしっかり冷ましてから巻かないと、揚げる際に破裂するので注意。
春巻きの皮は乾燥しやすいので手早く巻くべし。糊付けもきっちりと!
◆5エビとクリームチーズの春巻きを作る。エビは背わたを取って2等分にし、ニラは3cmほどの長さに切る。春巻きの皮にエビ、ニラ、クリームチーズをのせ、軽く塩・コショウをしてから巻く。最後に4と同様に水溶き小麦粉で糊付けする。全部で6個作る。
◆6しらすとネギの春巻きを作る。小ネギを小口切りにし、しらす、ごま油、白ごま、塩と混ぜ合わせる。春巻きの皮にのせて巻き、4と同様に糊付けする。全部で6~7個作る。
しらすとネギにごまを利かせた具材は、そのままご飯にのっけてもウマい!
◆7鍋に揚げ油を入れて160度ぐらいの低温に熱し、4、5、6の春巻きを入れる。たまに裏返しながら、きつね色になるまで揚げれば完成! 3種のソースを添えて召し上がれ。
低温の油でじっくり揚げるのがコツ。揚げ色は明るめのほうがシャレてる!
アッツアツの揚げたてをつまみながら飲む1杯は最高!
材料が多いので切ったり混ぜたりの下ごしらえは少々大変だが、春巻きとソースのマッチングをみんなでアレコレ試せば、仲間や家族との家飲みの場も大いに盛り上がるはず。
みんな、うまい、らくちん! の頭文字をとった「ミウラメシ」。こんな料理を家族や友人にふるまえば、オトーチャンの株も上がるってものではないだろうか!
<三浦理志 プロフィール>
オーシャンズモデル。愛称はマーシー。仕事のかたわら“サーフ&ノーフ”の生活を実践中。隙間を見つけては波乗りを楽しみ、数年前からは、通称「三浦農園」で収穫した野菜を使ってキッチンで腕を振るっている。
三浦理志=料理 渡辺修身=写真 中里真理子=スタイリング(プロップ) 川田真梨子=スタイリング(モデル) ウツワ=撮影協力