夏になれば自動的にはきたくなるのがショーツ、つまり短パンだ。とはいえ、子供っぽく見える恐れもあるし、意外とトレンドに左右されやすいアイテムだけに今年のベストがわからない。では、誰でも今年の短パンデビューが上手くいく法則ってないものか? 最新のコーディネイト例を使って導き出した、オッサンの短パンに効く「さしすせそ」、どうぞ!
「さ」—– サーフ感
ショーツが似合うスタイルといえばまずは、サーフテイスト。ひとまず海を感じるアイテムをチョイスして、海カジで着こなせば季節感も満点でスベることもなし!
「し」—– シルエット
今シーズンのトレンド的には、ゆったりとしたシルエットが作れる一枚が今っぽさの演出に最適。そのためにはタック入りをチョイスするのもおおいにアリ。それに関して注意したいのが「丈」。膝が隠れるほどのレングスは野暮ったく見えるが、かといって短すぎると若作り&無理している印象に。ベストは「膝が丁度出る」くらい。これで夏らしい軽快さも演出できるし、野暮ったい印象も回避できる。
「す」—– 裾幅
細すぎるのは、脚線を強調するので避けたほうがベター。拳ひとつ分くらいのゆとりを目安に選べば、足が細い人も、太い人も、違和感なくはけるはず。これは上のトレンド目線でも重要なキーワード。タイトなショーツはハードル高し、と意識すべし。
「せ」—– 清潔感
夏らしく、清潔感ある肌の色。それは、健康的な、こんがり日焼けたした肌である。それを“短パンデビュー”したその日から手に入ったら……。あるんです、そんな魔法のようなアイテムが。これで色白なオッサンも安心して素肌を晒せるってもんです。
「そ」—– 素材
シンプルなサマースタイルに奥行きを付けてくれるのは、質感のある素材だ。リネンやコーデュロイ、ハイテク系のマテリアルのショーツを選べば、ワンツーコーデでも退屈に見えない。
夏のスタイルを“美味く作る”のに欠かせない調味料として意識したい「さしすせそ」。
これをしっかり押さえておけば、スムーズな2017年の短パンデビューが飾れるはずだ。