定番スタイルを格好良く見せる。それはある意味で、永遠のテーマともいえる。そこで今回は、「デニム」「モノトーン」など、世界の4大都市それぞれに合ったテーマで、好サンプルを徹底リサーチ!
「オーシャンズ的 パパ改造計画」を最初から読むLOS ANGELES– シャツの着こなし –
Tシャツ1枚じゃ心もとないけど、着込みたくない。重たく見せたくない。この時季ありがたいシャツの着こなしとは。
ルーベンさん(43歳)袖を捲り、ボタンは留めない。これ、模範解答。定番のデニムシャツも襟なしで新鮮に。
ドリューさん(30歳)フェミニンな印象の小紋柄シャツを、ブラックデニム&ブーツで辛口に。このミックス感、参考になる!
LONDON– デニムの着こなし –
トップスでもボトムスでも。我らが相棒は、やはり万能だ。タイトにまとめてクールに着こなすのがロンドン流!?
マックスさんポイントは赤いジャージー。ロンドナーのお家芸ともいえるタイトなGジャンスタイルが光っていた。
トムさんスニーカーブームのなか、レッド・ウィングのブーツを選ぶ個性に1票。清潔感のあるデニムスタイル。
NEW YORK– モノトーンの着こなし –
単調になりがちなブラック&ホワイトを新鮮に見せるのは、ずばりグラデーションとサイジングなり。
アイザックさん(32歳)シンプルカラー&ルーズフィットで着こなしを満喫。カラフルな左の彼女に目を奪われたキミは甘い!?
アゼインさんNYのセレクトショップのオリジナルブランド、オディンで統一。グレーのインナーの見せ方が秀逸。
TOKYO– カーキの着こなし –
流行のアースカラーのなかでも特になじみ深いカーキ。主役で一点投入が東京のやり方!
松浦有高さん(31歳)古着のミリタリーコートにマルジェラのカットソー。このバランスが実に、“トウキョウ的”!
森本 圭さん(31歳)この時季に活躍するアウターのド定番、バブアーのジャケット。これを素直にデニム&コンバースで。
いつもの格好も、やり方次第で見違える。そんなヒントになっただろうか。街のスタイルを参考に、いつまでも色あせない味のあるオトーチャンを目指そう。
大村 聡=写真(東京) オオサワ系=取材(東京) YOUKEY=写真・取材(NY) MIMI WADA=写真・取材(LA) YUMIKO SWAN=写真(ロンドン) IORI DOUGAN=取材(ロンドン)